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AIエージェント「Wayfinder」(PROMPT)とは?特徴と買い方を解説

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Wayfinder(PROMPT)は、ブロックチェーン上で自律的に活動する AIエージェント (シェル)を中心に据え、複数チェーンにわたる資産移動やスマートコントラクトのデプロイといった従来は煩雑だった操作を簡素化することを狙っています。

2025年4月10日に迎えたTGE(トークン生成イベント)を機に、大手取引所への上場や複数のパートナーシップが進展しており、SNSを中心に注目を集めています。

さらに、ゲーム領域での活用を念頭に置いたParallel Studiosのノウハウも取り込み、DeFiやNFTとの連携にも積極的です。本記事では、Wayfinder(PROMPT)の基本情報、プロジェクトの特徴と背景、そして考慮すべきリスクを中心に解説していきます。

本プロジェクトの背景には、人気トレーディングカードゲーム「 Parallel TCG 」を手がけるParallel Studiosの存在があります。同スタジオは、オンチェーンゲームを念頭に置いたAIエージェントの運用に注力しており、2024年3月には3,500万ドルの資金調達を実施。Wayfinderの開発体制も、この延長線上で強固なものとなっていると考えられています。

2025年4月10日に迎えたTGE(トークン生成イベント)と同時に、大手取引所への上場アナウンスが行われました。既にDeFiプロトコルとの連携も進んでおり、特にCoinbaseのプロトコル責任者でありBase(L2)の創設メンバーでもあるJesse Pollak氏も積極的に関与するなど、ソーシャルメディア上でもコミュニティが活発に盛り上がっています。 関連ツイートはこちら

Wayfinderは、AIとクロスチェーンオペレーションを組み合わせた点に大きな強みがあります。比較対象としてよく挙げられるのが、ai16zの「Daydreams」などのAIフレームワークですが、Wayfinderはネイティブトークン$PROMPTを活用したガバナンス設計により、コミュニティ形成とエコシステム拡大を狙っているのが特徴です。

Wayfinderでは、セマンティックグラフ構造(スマートコントラクトや取引所、トークンなどをノードとして整理し、それらの意味的な関係性を記述・検索可能にした構造)と、大規模言語モデル(LLM)による自然言語処理を組み合わせることで、AIシェルがブロックチェーン上の情報の意味と関係性を理解。これによりユーザーは「このトークンを最も有利にスワップして」などの指示を自然言語で出すだけで、最適な経路を選定し、実際のオンチェーン取引までを自動で完了できます。

Midas(ミダス)は取引特化型のAIエージェントであり、Wayfinder自身が開発するプロトタイプです。ユーザーの操作を代行し、オンチェーンでの作業をより効率的に実行できるよう設計されています。

例えば、融資プロトコルAaveを活用した資金の貸借や運用の自動化、複数トークンやマーケットシグナルをもとにした市場トレンドの共有、ポートフォリオデータの分析といった機能を担い、複雑なブロックチェーン上の作業を大幅に簡素化します。

Midasは2025年4月時点ですでに数千人がテスト利用しており、Wayfinder Foundationは「非常に前向きで刺激的なフィードバックが寄せられている」と評価しています。

現在は一部ユーザーに限定して提供されており、登録待ちのユーザーには今後順次アクセスが解放される予定です。

Wayfinderでは、AIエージェント(シェル)の作成やアップグレード、クロスチェーンブリッジなどで必要な手数料を$PROMPTで支払う仕組みを採用しています。

新たな「ウェイファインディング・パス」(AIエージェントが参照するワークフロー)を提案・維持するためのステーキングや、ガバナンス投票への参加など、多面的なユースケースが備わっています。

こうした設計によって、コミュニティ主導型のプロジェクト成長とAIエコシステムの拡大を両立させようとしています。

プラットフォーム自体は2024年5月頃にオペレーションを開始し、試験利用参加者は専用トークンのステーキングを行いながら、プラットフォーム上で様々なタスクをこなしてきました。これらのタスク達成によって、後のエアドロップ時に加算されるポイントを獲得。

また、合計5,000,000 PROMPTをKaito AIとのソーシャルミッションで配布した事例をはじめ、合計41%のトークンをコミュニティに配分しており、初期段階から大規模なユーザー参加型施策を展開している点も注目に値します。

PROMPTはマルチチェーン対応を想定していますが、多くのケースではEthereumやBaseをはじめとするEVM互換チェーンでの取引・利用が想定されています。トークンスワップやステーキングを行う際、ガス代には対応チェーンのネイティブ通貨(ETHなど)が必要になる場合が多いです。

コントラクトアドレスは必ず公式サイトや、認知度の高いトラッキングサイト(CoinMarketCap等)で確認してください。偽トークンの可能性に注意が必要です。

現在、PROMPTトークンは日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取り扱われていないため、海外取引所や分散型取引所(DEX)を利用する必要があります。DEXならウォレットを接続して即座に取引を開始できるケースが多いです。しかし、リスクも踏まえて、適切な資金を割り当てましょう:

※DEX利用時の注意事項
・日本の金融庁の管轄外であり、トラブル時の保護対象外
・ウォレットの秘密鍵管理や セキュリティ対策 が必須
・自己責任での取引となるため、リスクを理解した上での参加を推奨

初めてDEXを利用する方は、ガス代やスリッページ設定に注意が必要です。詳細は「【別記事】、 Uniswapの使い方 」でご確認ください。

Wayfinder全体としては、AI技術を取り込みながら「クロスチェーン運用の簡易化」を目指しており、PROMPTはその中核トークンとして機能します。AIエージェント(シェル)の稼働報酬や、コミュニティガバナンスでの投票権など、多面的なユースケースを担っています。

市場からの注目度も高く、DeFiプロトコルとの連携やNFT・ゲーム領域への展開など、エコシステムの拡大が期待される状況です。一方で、同様にAI×ブロックチェーンを活用するプロジェクト(例: Virtuals Protocol ai16z のDaydreamsなど)の時価総額は大きいものの、過去最高値から90%ほど下落している事例もあり、非常に高いボラティリティがある点は理解しておく必要があります。

PROMPTはAI×ブロックチェーンという先進領域を切り開くユーティリティ兼ガバナンストークンとして注目を浴びていますが、価格変動や技術的リスク、規制リスクも考慮の上、慎重な判断とリスク管理が欠かせません。

※DEX利用時の注意事項
・日本の金融庁の管轄外であり、トラブル時の保護対象外
・ウォレットの秘密鍵管理や セキュリティ対策 が必須
・自己責任での取引となるため、リスクを理解した上での参加を推奨

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