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ワールド財団子会社、100億円相当WLDを売却し資金調達

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World Foundation(ワールド財団)傘下のトークン発行子会社World Assetsは28日、4つのカウンターパーティーとの相対(OTC)取引を通じて総額6,500万ドル(104億円)相当のWLDトークン売却を完了したと発表した。最初の取引は3月20日に実施された。

今回の売却は平均約0.2719ドル/WLDで実施され、総量は約2億3900万WLDに相当する。このうち2,500万ドル分のトークンには6カ月間のロックアップ条件が付帯しており、残りの決済はWorld Assetsのマルチシグウォレット(0xE797…861a3)を通じて処理される。

調達資金はコア事業運営、研究開発(R&D)、生体認証デバイス「オーブ」の製造、エコシステム開発に充当される。

一方、オンチェーン分析企業Lookonchainは今月21日、約3,900万ドル相当のWLDトークンがバイナンスなどに送金されたことを先行して検知していた。

ワールドコイン(WLD)は、オープンAIのサム・アルトマンCEOが共同創業者を務める、生体認証技術を活用したデジタルアイデンティティプロジェクトだ。虹彩スキャンを通じて人間であることを証明する「ワールドID」システムを提供し、AIとボットを区別することを目指している。

World Assetsは2024年4月にも週50万〜150万WLDの機関投資家向け私募売却を実施。2025年5月にはAndreessen HorowitzやBain Capital Cryptoを引受先として1億3,500万ドルを調達した経緯がある。今回の売却価格0.2719ドルは、2025年5月時点の1.13ドル、2024年4月時点の5.43ドルを大幅に下回る水準だった。

WLDは3月28日時点で約0.27ドル前後で推移し、同日に過去最安値の0.24ドルを記録した。2024年3月の高値11.7ドルから約97%下落している。

さらに今年の7月23日には総供給量100億WLDの約52.5%に相当する大規模なコミュニティ向けトークンアンロックが予定されており、供給圧力の増大が懸念されている。

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