ウィンクルボス兄弟、仮想通貨PAC団体に188BTC追加寄付 トランプ政権支援強化
仮想通貨取引所ジェミニの共同創設者ウィンクルボス兄弟は21日、政治行動委員会(PAC)「デジタル・フリーダム・ファンド」に2,100万ドル(188.45BTC)をビットコインで寄付したと発表した。同団体は「米国を世界の仮想通貨の首都にするトランプ大統領のビジョン実現」を使命として掲げている。
タイラー・ウィンクルボス氏はX(旧ツイッター)で「就任以来、大統領と政権は選挙公約を上回る成果を上げている。この前例のない進歩と勢いを継続させたい」と述べた。兄弟は2026年11月の中間選挙でのトランプ政権支持候補者の勝利と仮想通貨政策の推進を目標としている。
同団体は「スキニー・マーケット・ストラクチャー法案」の成立を重点項目に掲げている。証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)による二重規制を防ぎ、「建設者が建設できる道を切り開く」軽量な法案の制定を目指すとしている。
ウィンクルボス兄弟は「ビットコイン・仮想通貨権利章典」の制定も主張。仮想通貨の所有、自己管理、ピアツーピア取引の権利を法的に保護し、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の禁止、公正な銀行アクセス権、ソフトウェア開発者保護を盛り込む内容だ。
7月30日に発表されたトランプ政権の作業部会報告書とSECのポール・アトキンス委員長による「プロジェクト・クリプト」計画を高く評価している。兄弟は「自由で公正な市場を信じ、規制による参入障壁や企業間の不公平な競争環境の創出に反対する」との立場を表明した。
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