米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は1日、グレースケールが運用するバスケット型仮想通貨投資信託「Digital Large Cap Fund」のETF転換を承認した。申請元はNYSE Arcaで、今回の承認は加速手続きによるもの。
同ファンドはこれまで店頭(OTC)市場で認定投資家向けに取引されている。ポートフォリオの約80%はビットコイン( BTC )で構成され、次いでイーサリアム( ETH )が11%を占める。
その他、 XRP 、ソラナ( SOL )、カルダノ( ADA )なども組み入れられており、多様な主要仮想通貨銘柄で構成される内容となっている。
SECは現在、SOLやDOGEを対象とする複数のETF提案も審査中。今回の承認は、仮想通貨ETF全体にとって前向きなシグナルとなり得ると見られている。
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