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StakeHound提携で仮想通貨DASH高騰、イーサリアムDeFi領域と相互運用可能に

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暗号資産(仮想通貨)DashとStakeHoundの提携により、ユーザーがステーキング報酬を獲得しながらDeFiにも参加することが可能になった。ユーザーにとっては利益獲得のチャンスが増えることになる。

StakeHoundは、PoS(プルーフオブステーク)トークンをイーサリアムを土台とする分散型金融(DeFi)エコシステムの中で使うことを可能にするプラットフォームで、6日には、ネム(XEM)との提携を発表している。

StakeHoundは、イーサリアムのDeFi(分散型金融)エコシステム間の重要なブリッジとして、「stakedDASH」というERC-20トークンを生成。DASHのマスターノードシステムを通じて報酬を獲得できるようになる。

関連: 「新たなユースケースを」StakeHoundとの提携で仮想通貨ネム(XEM)をDeFiで活用

stakedDASH」の仕組みとしては、まずユーザーが、Dashトークンを「StakeHound」プラットフォームに預け、機関グレードのカストディアンパートナーが保管することになるという。

すると「StakeHound」は、ERC-20トークン「stakedDASH」を元のトークンと1対1の割合で即座に生成し、ユーザーに送信する。トークンを受信したユーザーは、stakedDASHをDeFiなどのアプリケーションで活用し、貸し借りや取引が行えるようになる。

一方で「StakeHound」は、受け取ったユーザーのDashトークンのステーキングを行い、生じたステーキング報酬を追加の「stakedDASH」としてユーザーウォレットに配布する。「StakeHound」のユーザーは、いつでも「stakedDASH」を元のDASHトークンと交換できるというのもメリットのひとつだ。

「StakedDASH」は公開市場で自由に取引できるため、価格差を利用したアービトラージ(裁定取引)を行ったり、分散型取引所に流動性を提供することで収入を得る「イールドファーミング」を行うことも可能となる。

また、Dashでは報酬を受け取るマスターノードとなるには、通常1000DASH(1DASH=76ドル時、約800万円)の担保が必要となるが、「StakeHound」を介してステーキングすれば、必要金額はわずか1DASH(約8000円)に収まるという。

提携のメリットはDeFiへのアクセスだけに留まらない。その反対に、DeFiユーザーがDashにアクセスすることもできるようになることで、Dashへの窓口が広がる見込みであるという。

Dash開発を行うダッシュ・コアグループのCEO、Ryan Taylorは次のように話した。

この発表の後、DASH価格は18%ほど上昇、記事執筆時現在は約75ドルで取引されている。

Dashは9月に、アプリケーション開発プラットフォームについての構想を説明する動画を公開。

現在、テスト段階にあるこのプラットフォームは、Dashのセカンドレイヤーでもあり、P2P決済の課題を解決することを目的のひとつとして開発されており、データベースのサービスとして機能することが予定されている。

関連: 仮想通貨ダッシュ(DASH)、独自プラットフォームで分散型クラウドサービスへ

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