メタプラネット、約40億円でビットコインを追加購入 累積保有は4,855BTCに
メタプラネットは21日、新たに330BTC(ビットコイン)を追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり12,181,570円で、総額は約40億2,000万円にのぼる。
同社の累積保有数は4,855BTC、平均取得単価は12,804,361円、総取得額は約621億6,500万円となった。
同社は1月に「2025-2026年ビットコイン計画」を公表し、2025年末までに1万BTC、2026年末には2万1,000BTCを保有することを目標としている。その背景には、EVO FUND向け新株予約権(行使価額修正条項付・行使停止条項付)やゼロクーポン社債の発行・繰上償還といった独自の財務戦略がある。
同社は1月に「2025-2026年ビットコイン計画」を公表し、2025年末までに1万BTC、2026年末には2万1,000BTCを保有することを目標としている。この目標達成に向けては、EVO FUNDを引受先とした新株予約権(=将来株式を取得できる権利)の行使や、ゼロクーポン社債(無利息の社債)の発行による資金調達を組み合わせるという、独自の財務戦略を採用している。
今回のビットコイン追加購入は、2025年4月16日に実施されたEVO FUND向けの第三者割当による第11回ゼロクーポン・無利息社債の発行で得た資金を活用したものとみられる。調達額は1,000万米ドル(約15億円)で、社債の償還期限は2025年10月14日と設定されている。
また、4月18日には、第17回新株予約権の一部である474万6,000株分(総発行数の11.30%)が行使された。これは、投資家が予約権を行使して新たに株式を取得し、その対価としてメタプラネットが資金を調達したことを意味する。これにより得られた資金も、同社のビットコイン蓄積戦略に活用されている。なお、未行使の予約権は2,055万4,000株分(20,554個)残っている。
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