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スイ、今年中に秘匿取引を導入へ プライバシー決済と大規模決済に対応

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スイ(Sui)ブロックチェーンの開発元であるミステン・ラボ(Mysten Labs)の共同創業者兼最高プロダクト責任者、アデニイ・アビオドゥン(Adeniyi Abiodun)氏は11日、Xへの投稿でSuiが2026年中に秘匿取引(Confidential Transactions)機能を導入する方針を改めて表明した。秘匿取引とは、送金額や送受信アドレスなどの取引情報を第三者に公開せず、送受信者のみが確認できる仕組みだ。

アビオドゥン氏は2025年12月30日にも同機能についてXで言及しており、オプトイン不要でプロトコルレベルに組み込む「プロトコルプリミティブ」として実装する方針を示していた。スイのエコシステム上のあらゆる開発者が活用できるインフラとして提供するとしている。

同氏は昨年12月の発言で、規制当局への対応も考慮し、必要に応じて特定の相手に取引情報を開示できる「選択的開示」モデルの採用も示唆。「大企業がスイ上でプライバシーを活用できるよう真剣に取り組んでいる」とも述べており、一般消費者向け決済にとどまらず機関・企業向けの利用も強く意識していることを示していた。

今回の5月の投稿はその方針を改めて確認するものとなったが、具体的な暗号技術や詳細なスケジュールは現時点では明らかにされていない。

パブリックブロックチェーンでは取引内容が誰でも閲覧可能な点が、機関投資家や一般ユーザーの採用障壁となってきた。モネロ(Monero)やジーキャッシュ(Zcash)といったプライバシー特化型仮想通貨が先行する一方、規制対応と秘匿性の両立は業界全体の課題となっている。

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