イギリスで仮想通貨ETP解禁、ブラックロックなど個人投資家向けに上場
仮想通貨資産運用会社の21シェアーズ、ビットワイズ、ウィズダムツリーが、ビットコイン( BTC )とイーサリアム( ETH )の上場投資商品を英国の個人投資家向けに初めて開放した。約二週間前に、英国の金融規制当局である金融行為監督機構が4年間続いた個人投資家向け仮想通貨上場投資証券の販売禁止を解除した。
21シェアーズはイギリス時間月曜日、ロンドン証券取引所(LSE)に各仮想通貨の現物裏付け商品を2本ずつ上場した。イーサリアムETPにはステーキング機能を含み、一部商品の手数料を0.1%に引き下げた。21シェアーズは昨年、機関投資家向けに英国で仮想通貨ETPを上場しており、同社によるとロンドン証券取引所の総売買高の70%を占めていたという。
ウィズダムツリーも現物裏付けのビットコインとイーサリアムETPをロンドン証券取引所に上場し、手数料はそれぞれ0.15%と0.35%に設定した。
また、ビットワイズは火曜日にビットコインとイーサリアムETPをロンドン証券取引所に上場すると発表した。同社欧州責任者のブラッドリー・デューク氏は、欧州最大の投資市場でより幅広い投資家層に商品を提供できることに期待を示した。
さらに、ブラックロックも月曜日、iシェアーズビットコインETPをロンドン証券取引所に上場したとウェブサイトで明らかにした。
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