ギャラクシー・デジタル、800億円相当のソラナを取得 ノボグラッツCEOは「ソラナシーズン」と評価
カナダの仮想通貨専門投資会社ギャラクシー・デジタルが過去24時間で800億円相当のソラナ( SOL )を取得したことがオンチェーンデータで判明した。アーカム・インテリジェンスによると、同社はバイナンス、バイビット、コインベースの複数ウォレットから230万枚のSOLトークンを受け取った。
この大量取得は、ギャラクシーがソラナ財務運営会社への大型投資を発表した直後に実行された。今週月曜日、同社はジャンプ・クリプト、マルチコイン・キャピタルと共に、フォワード・インダストリーズの私募増資16.5億ドルを主導すると発表していた。
関連: 米上場のフォワード・インダストリーズ、2400億円調達でソラナ財務戦略を本格化
フォワード・インダストリーズは木曜日に私募増資の完了を発表し、調達資金でソラナの購入を開始する予定だ。同社株価は過去5日間で135%上昇し、ナスダック市場で注目を集めている。
主要投資家3社は合計3億ドル超を出資し、同社にソラナ財務戦略の実行に向けた資本と戦略支援を提供する。フォワード・インダストリーズはソラナ・エコシステムの主要な上場企業参加者となることを目標としている。
ブロックチェーン分析プラットフォームのルックオンチェーンは、ギャラクシーがフォワード・インダストリーズのSOL蓄積を支援していると指摘した。一方、ギャラクシーの今回のSOL受け取りとフォワード・インダストリーズとの直接的な関連はまだ確認されていない。
ギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツCEOは今週CNBC出演の際、仮想通貨市場が「ソラナシーズン(季節)」に入っていると述べた。SECのポール・アトキンス委員長が市場のオンチェーン移行を支援する規制の現代化に取り組むと発言したことを、機関投資家の採用加速の兆候として評価している。
関連: 「米国はオンチェーン資本市場とAI金融をリードする」SECアトキンス委員長が表明
関連: 「次世代金融は4〜5年で実用化へ」マネックス松本会長とギャラクシーのノボグラッツCEOが予測|WebX2025
AIと仮想通貨がもたらすサイバー空間の新たな脅威|WebX2025で語られた国家安全保障・金融リスク
大型Web3カンファレンス「WebX」では「クリプト・サイバーリスク: 国家安全保障、金融、Web3」をテーマとしたパネルセッションが開催され、金融犯罪や仮想通貨犯罪を助長すると同時に防止にも役立つと...
GateグループCEOのハン博士がCEX・DEX市場動向を解説、今後の日本展開計画も明らかに|WebX2025
Gate.ioのリン・ハンCEOがWebX 2025で登壇。世界3,600万ユーザーを抱える同社がCEXとDEXの市場分析を発表。2030年までのビットコイン価格予測や日本でのライセンス取得、2025...
米国でハイパーリキッドETF申請計画|Paypalもステーブルコイン提案へ参加
バンエック社が米国でハイパーリキッドのステーキングETFを米国で申請予定。パクソス社もペイパル連携でステーブルコイン提案を発表。...