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OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説

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OKB(オーケービー)は、グローバルに展開する暗号資産(仮想通貨)取引所「OKX」が発行する取引所トークンです。

2025年8月15日、OKXは過去に買い戻したトークンを含む約2億7,900万OKBを一括 バーン しました。バーンとは、トークンを誰も取り出せない専用アドレスに送ることで、市場に流通する数量を減らし希少性を高める仕組みのこと。

この結果、最大発行量は従来の3億OKBから2,100万OKBへ固定され、OKB価格は前月比でおよそ2.5倍に急騰しました。

本記事では、こうしたOKBの特徴やOKXの最新戦略に加え、購入方法、投資リスクまでをわかりやすく解説します。

OKBはOKX取引所や、関連するエコシステムで活用できるユーティリティトークンとして機能が設けられています。現時点で確認されている主な機能は以下の通りです。

2025年8月現在、国内の仮想通貨取引所では、「OKJ(旧オーケーコイン・ジャパン)」のみがOKBトークンを取り扱っています。

そのため、日本でOKBを購入するにはOKJでの口座開設が必要になります。

OKJは、OKXグループの日本法人であり、金融庁に暗号資産交換業者として登録されています。

取り扱い銘柄数は 47銘柄 と国内暗号資産取引所の中でも豊富で、アルトコインの選択肢が充実しているのが特徴です。さらに、積立機能やステーキング機能などの投資サービスも提供しています。

OKXは、2013年にStar Xu(徐明星)氏が設立した「Okcoin」を前身とする大手グループであり、世界5,000万以上(公式サイト引用)のユーザーを抱える主要な仮想通貨取引所の一つを運営。現物取引・証拠金取引・先物・オプション取引に加え、近年ではWeb3ウォレットや独自ネットワークの開発など、ユーザーのWeb3エコシステムへの玄関口として存在感を強めています。

関連会社としては、香港上場企業の「Okexクラウドチェーン(証券コード:01499)」、日本法人「オーケーコイン・ジャパン株式会社(現:OKJ)」があります。米国ではカリフォルニア州サンノゼに地域本社を構え、2025年6月の『The Information』報道によれば、米国株式市場での上場も視野に入れているとされています。

また、規制・コンプライアンス対応を重視しており、外部監査人の起用やマネーロンダリング対策の強化など、国際基準に沿った運営を進めています。

OKXは米国株式市場への上場計画が報じられており、独自L2「XLayer」やマルチチェーン対応ウォレットなどを通じてWeb3事業を拡大中。サービスの利便性や信頼性向上は利用者や取引高の増加につながり、結果として取引手数料の割引やローンチパッド参加に使われるOKBの需要を押し上げる可能性があります。

OKXの成長戦略の中核にあるのが、独自のレイヤー2ネットワーク「XLayer」と、そのネイティブトークンとして機能するOKBです。

XLayerはPolygon CDKを基盤としたEVM互換L2チェーンで、2024年4月にメインネットを開設。高速処理・低コスト・相互運用性の高さが特徴。将来的に、OKX取引所・Web3ウォレット・OKX Payと連携し、200以上のdApps(DeFi、NFT、SocialFiなど)が稼働予定です。

2025年8月には、2億7,900万OKBの大規模バーンが実施され、供給量が2,100万枚に固定されました。これはXLayer成長とエコシステム強化を目的とした経済モデルを刷新するマイルストーンとされ、OKBの希少性を高める転換点となりました。加えて、従来のOKTChain及びネイティブトークンのOKTが廃止され、OKBに完全統合される予定です。

代表的なプロダクト

XLayerエコシステム 出典:XLayer公式サイトより

総じて、OKBの将来性は「OKXがどこまでグローバルで存在感を高められるか」と「XLayerがエコシステムとして定着するか」に依存しています。投資を検討する際は、これらの要素を総合的に見極めることが重要です。

OKBは単なる「取引所トークン」の枠を超え、母体であるOKXの戦略と強く結びついた仮想通貨です。取引所サービスでの実用性、さらにXLayerのネイティブトークンとしての役割を担うことで、その価値はエコシステムの発展に比例して高まりやすい構造を持っています。

一方で、規制リスクや日本市場でのサービス制限、競合トークンとの競争といった懸念点も存在します。大量バーンを終えて今後、新たな施策を打ち出せるか。とりわけ、米国市場での規制環境や証券性の議論は、今後の投資判断において無視できないポイントです。

総じて、OKBの将来性は「OKXの成長シナリオ」と「Web3エコシステムの普及」に依存していると言えるでしょう。投資を検討する際は、トークン単体ではなく、OKX全体の戦略と市場動向を合わせてチェックすることが肝要です。

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