リミックスポイント、約10億円でビットコイン追加購入 保有量約830 BTCに
株式会社リミックスポイントは6月9日、総額10億6,250万円のビットコインを6月6日に購入したことを発表した。今回の購入により、同社のビットコイン保有量は829.86BTCに達した。
同社は累計1,000BTC以上の保有を目標に掲げており、今回の購入により保有量は829.86BTCに達した。
今回の購入は2つの資金源から実施された。まず、5月26日の取締役会で決議した総額10億円の暗号資産追加購入について、これまでに5億円分の購入を完了していたが、6月6日に残額の5億円分の購入を実行した。
さらに、6月5日に第24回新株予約権(行使価額修正条項付)が大量行使され、5億6,250万円の資金調達が行われた。この資金についても6月6日にビットコインの購入に充当された。
リミックスポイントは2025年6月8日時点で、ビットコイン829.86BTCを中心に5種類の暗号資産を保有している。保有する暗号資産はビットコインのほか、イーサリアム、ソラナ、リップル、ドージコインで構成され、時価評価額の合計は約138億円に達した。
簿価約119億円に対して時価評価額が約138億円となっており、評価損益は約19.3億円のプラスを計上している。特にビットコインの評価益が約17.9億円と最も大きく、全体の評価益の9割以上を占めている。
※簿価には2026年3月期期首簿価に加え、2025年4月1日以降に取得したビットコイン取得価額32億3,750万円が含まれる。時価は2025年6月8日24時00分時点の終値で算出。
同社は、暗号資産の保有残高について四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計上する。2025年5月15日に開示した2026年3月期連結業績予想には、2025年4月1日時点で保有している暗号資産の価格上昇を見込んだ評価益が含まれているが、それ以降に取得する暗号資産および暗号資産関連投資に係る損益は含まれていない。
リミックスポイントは6月5日、新株予約権の行使により調達する資金を活用し、累計1,000BTC以上のビットコイン取得を目指すことを発表している。現在の保有量829.86BTCから、目標達成まで残り約170BTCの購入が必要となる。同社は、1,000BTCの保有を最終目標とするのではなく、その後も市場動向を見ながら最適な経営判断を行うとしている。
第24回新株予約権による調達予定額は最大約56億円で、このうち44億200万円が2025年6月から8月にかけてビットコイン取得に充当される計画となっている。また、5月8日には株式会社Omakaseと提携し、ステーキングおよびバリデータ事業への本格参入も発表しており、暗号資産事業の拡大を進めている。
上記の評価損益1,929,563,161円はすべて2026年3月期の損益に反映される予定である。同社は、連結業績に著しい影響が生じる場合には速やかに開示するとしている。
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