ソラナ価格予測、4年後に500ドル到達も短期的にはETHに劣勢見込み=大手銀アナリスト
スタンダードチャータード銀行は5月27日、仮想通貨ソラナ( SOL )の投資分析を開始したと発表した。同行はSOLが現在の175ドルから2029年に500ドルまで上昇すると予測している。The Blockなどが報道した。
同行のデジタル資産調査責任者Geoffrey Kendrick氏は、ソラナのネットワークがミームコイン取引に過度に依存していると指摘した。「Solanaの現在の用途は取引に偏重しており、特にミームコイン取引で圧倒的なシェアを持つ」と分析している。
一方、ミームコイン取引はソラナのインフラを強固にしたが、持続可能な成長要因ではないとKendrick氏は指摘。市場はミームコインセクターの将来的収益に割引を適用しており、ピークを過ぎたという。
ソラナは時価総額対GDP(チェーン全体の価値)比で「割安」取引されているが、使用量減少と割安評価の組み合わせは好ましくないと同氏は述べた。金融アプリやソーシャルメディア、DePINなど新分野の本格展開には2〜3年を要すると予想している。
同行は今後2〜3年間、ソラナがイーサリアムに対して劣勢になると予測。ETH-SOL比率は現在の15から2027年末に17まで上昇すると見込んでいる。
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さらに、価格予想では、SOLは2025年末に275ドル、2029年末に500ドルに達するとしている。一方、2025年のETH予想を4,000ドルに下方修正し、ビットコインは2025年末に20万ドルに達すると見込んでいる。
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