グレースケールが分散型AIセクターの投資信託販売を開始 NEARやTAOなど5銘柄に投資
大手デジタル資産運用会社グレースケールは4月22日、新たに「分散型AI(人工知能)ファンド」を適格投資家向けに提供開始したと発表した。このファンドはAIと仮想通貨の融合に焦点を当てたもので、現在の運用資産は約1.5億円で、運用手数料は2.5%となっている。
同ファンドの資産配分はNEAR(24.54%)、TAO(27.18%)、RENDER(22.75%)、FIL(17.26%)、GRT(8.27%)となっており、市場時価総額加重方式のアプローチを採用している。ポートフォリオは四半期ごとに再調整され、単一の資産が運用成績を左右することを防ぐため30%の上限が設けられている。
このファンドは、仮想通貨とAIの融合に特化した投資機会を提供し、主に3つのカテゴリをカバーしている。分散型AIサービスを構築するプロトコル、中央集権型AI関連の問題に対するソリューションを構築するプロトコル、そしてAI技術開発に不可欠なインフラストラクチャーとリソースが対象となっている。
一方、仮想通貨のAI関連セクターに含まれる多くの銘柄は、今年1月のピークから大幅に下落してきており、割安と見なされている。
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