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今週の主要仮想通貨材料まとめ、ストラテジーのBTC売却リスクの懸念分析やXRP12.5ドル到達予測など

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前週比の騰落率(6日〜12土)

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

資産運用大手VanEckのデジタル資産研究部門責任者のマシュー・シーゲル氏は8日、米トランプ政権の関税措置によって貿易戦争激化の懸念が高まる中で、ビットコインは存在感を高めているとの見方を示した。

中国とロシアの貿易決済事例などをもとに、ビットコインは投機的な資産から金融のツールに発展し始めていると指摘。特に、米ドルや米国主導の金融システムの使用を回避したい国にとって、ビットコインは有用だとした。

関連: トランプ関税下のビットコインのメリットと投資家が注視すべき指標、VanEck幹部が指摘

また、米ナスダック上場企業のストラテジー(旧マイクロストラテジー)も投資家の注目を集めている。

背景にあるのは、同社がSEC(米証券取引委員会)に提出した報告書の一文。報告書に記載されたリスク要因について、一部では経営破綻リスクやビットコインの売却を迫られる可能性と解釈され、市場に波紋を広げている。

関連: ストラテジー社が大量保有するビットコインの売却リスク懸念について分析=beincrypto

仮想通貨アナリストのJames Check氏は8日、イーサリアムはこれまで85%の日数において、ビットコインのパフォーマンスを下回っているというデータを公開した。

関連: イーサリアム、過去85%の期間でビットコインのパフォーマンスを下回るアナリストが指摘

また、米SECが現物上場投資信託(ETF)に関するオプション取引を承認。SECは「迅速承認」の手続きで、ナスダックISEが申請したブラックロックiSharesイーサリアムトラストのオプション取引を許可した。

さらにNYSE AmericanによるBitwiseイーサリアムETF、Grayscaleイーサリアムトラスト、Grayscaleイーサリアムミニトラストに関するオプション取引提案も承認している。

関連: イーサリアム現物ETFのオプション取引を初めて承認、米SEC

他には、トランプ家が支援する仮想通貨プラットフォーム「World Liberty Financial(WLFI)」が、11億円相当のイーサリアムを大幅な損失で売却したとする報道を「完全に不正確」だとして否定した。

同社の代表者は木曜日、「WLFIが保有資産の一部を売却したという主張は完全に誤りです。現在報じられているような売却は行っていません」と仮想通貨メディアDecryptに語っている。

関連: トランプ家の仮想通貨プロジェクトWLFI、11億円相当のイーサリアム売却の報道を否定

また、オンチェーン分析企業Glassnodeが、4月9日に公開した最新レポートで、トランプ大統領の「解放の日」関税発表後に発生した仮想通貨市場急落や、これまでのビットコインとイーサリアムのパフォーマンス格差について詳細に分析した。

ビットコインは6〜9日の間83,500ドルから74,500ドルまで下落し、時価総額は1,500億ドル減少。一方、イーサリアムはより大きな下落に見舞われ、1,800ドルから1,380ドルまで下がり、時価総額は400億ドルの減少となった。

関連: Glassnodeが読み解く仮想通貨市場の構造変化ビットコインとイーサリアムに広がる格差

英大手金融機関スタンダード・チャータード銀行は8日、XRPの投資分析レポートを公開し、2028年までに現在の価格から500%以上上昇し12.5ドルに達する可能性があるとの予測を示した。

同行のデジタル資産調査部門のグローバル責任者であるジェフリー・ケンドリック氏は、決済とトークン化のユースケース拡大により、XRPの市場価値がイーサリアムを上回り、2028年末にはビットコインに次ぐ時価総額第2位の仮想通貨になりうると分析している。

関連: XRPが2028年に12.5ドル到達か、イーサリアム超えの可能性もスタンダードチャータードの価格予測

また、リップル社が8日、プライム・ブローカレッジのHidden Roadを12億5000万ドルで買収すると発表。この買収は仮想通貨業界史上最大級の取引の1つとなり、リップルは機関投資家向けサービスの拡大を目指している。

関連: リップル社、プライム・ブローカー『Hidden Road』を約1900億円で買収

他には、NYSEアーカに上場した2倍レバレッジETF「XXRP」の取引も注目を集めた。

ブルームバーグのETF専門家であるエリック・バルチュナス氏によると、XXRP ETFは初日に500万ドルの取引量を記録。「仮想通貨市場や世界市場の混乱を考慮すると、これは非常に立派な成績であり、新規ETF上場の上位約5%に位置する」と評価している。

関連: 米上場のXRPレバレッジETF、初日7億円超の出来高達成

米国証券取引所ナスダックが、アバランチ( AVAX )への間接的な投資機会を提供する「VanEck Avalanche Trust」の上場申請を米SECに提出した。

この申請は、商品ベースの信託株式の取引を規定する同社の規則5711(d)に基づきVanEck Avalanche ETFの株式を上場・取引する許可を求めるものだ。

関連: ナスダック、アバランチ現物ETFの上場申請をSECに提出

現実資産(RWA)トークン化に特化したL1ブロックチェーン「Plume Network」は8日、大手資産運用会社アポロ・グローバルから資金調達したと発表。具体的な額や条件は明かしていないものの、アポロによる戦略的投資は約7桁(100万ドルの桁、億円単位)に上るとされる。

Plumeは、この投資はRWAインフラの代表的なプロジェクトになるというミッションを加速させるものだと述べた。

関連: RWA特化チェーンPlume、資産運用大手アポロから数億円の資金調達完了

ビットコインステーキングプロトコルのBabylonは10日、3段階の段階的ロールアウトの第2フェーズとなる「Genesis」メインネットを正式に立ち上げたと発表。昨年8月に立ち上げられたBabylonは、現在40億ドル以上に相当する57,000BTCを超えるステーキング総額を達成している。

関連: Babylon Genesis始動、6500億円超ビットコインをステーキング

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