米国のデジタル資産運用大手グレースケールは3月12日、アバランチ( AVAX )の現物保有とステーキング報酬の両立を可能にするETF「グレースケール・アバランチ・ステーキングETF(ティッカー:GAVA)」をナスダックに上場したと発表した。
GAVAは現物のAVAXを直接保有しながら、アバランチのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークを通じてステーキング報酬を得る仕組みで、当初は管理手数料0%(プロモーション適用)での提供となる。同ファンドはデラウェア州法上の信託として設立されており、2024年8月にプライベートプレースメント(投資信託)として先行設定されていた。
アバランチは2020年のローンチ以来、累計114億件超のトランザクションを処理したマルチチェーン型スマートコントラクトプラットフォームで、毎秒4,500件超の処理能力を持つ。FIFA、KKR、スポーツ・イラストレイテッドなど企業・機関向けのブロックチェーンインフラとしての採用実績もある。
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グレースケールはコネチカット州を拠点とし、運用資産は2025年末時点で約350億ドルに達する。既存ラインアップには、ビットコイン現物ETF、イーサリアム・ステーキングETFなどが含まれ、GAVAは40本超のデジタル資産商品群に加わる。
既存のステーキング対応ETFはソラナ( SOL )やスイ( SUI )があり、GAVAはその拡充となる。
さらに、グレースケールはETF拡大路線を加速させており、AAVEおよびNEARの投資信託をNYSEアーカへのETF上場に向けてSECへ転換申請したほか、1月にはBNBのETF設立届出書も提出している。
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