世界最大の資産運用会社ブラックロックは12日、ステーキング報酬の還元機能を備えた新たなイーサリアム( ETH )現物ETF「iShares Staked Ethereum Trust(ETHB)」をナスダック証券取引所に上場した。
同社にとって3番目の仮想通貨関連ETFとなる本商品は、イーサリアムの価格変動に加え、ネットワークのステーキングによって得られる報酬の82%を投資家に直接還元する設計となっている。
残りの18%はカストディアンやバリデーターなどのサービスプロバイダーに配分され、投資家への報酬は配当金と同様のスケジュールで月次で支払われる仕組みだ。
米国では、グレースケールが現物ミニETFで報酬の94%を還元しているほか、REX-オスプレイも既に市場に参入しており、競争が激化しつつある。
ブラックロックのJay Jacobs氏は顧客へのヒアリングを通じ、イーサリアム投資家の多くがステーキングに強い関心を寄せているとして、ETHBへの資金移動を予測している。
専門家は、ステーキング機能を組み込んだETFの登場により、従来の「保有のみ」から「運用」という新たな投資フェーズへ移行し、伝統金融からの資金流入がさらに加速すると予測している。
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