テザーは1月27日、米国向けドル連動型ステーブルコインUSATの正式ローンチを発表した。ジーニアス法に基づく連邦規制の枠組み内で運用されるよう設計され、発行体は米国初の連邦規制対象ステーブルコイン発行機関であるアンカレッジデジタルバンクとなる。
USATは米国市場専用に構築されたトークンだ。テザーの既存ステーブルコインUSDTが世界的に広く利用される一方、米国顧客には提供されていなかった。USATはこの空白を埋める形で米国の金融機関向けにデジタルドルを提供する。
テザーのパオロ・アルドイノCEOは声明で、USDTが10年以上にわたり信頼性と透明性を証明してきたと述べた。USATはその使命を拡張し、米国市場向けに連邦規制された製品を提供すると説明している。大手資産運用会社キャンターフィッツジェラルドが指定準備資産の保管機関を務めるという。
初期段階ではバイビット、クリプトドットコム、クラーケン、OKX、ムーンペイでUSATが利用可能となる。テザーUSATのボー・ハインズCEOは、安定性と透明性に焦点を当て米国がドル革新で主導的地位を維持すると語った。
テザーグループは米国債の保有額で世界17位に位置し、ドイツや韓国などの国家を上回る規模となっている。
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