前週比の騰落率(7日〜13土)
時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は8日、アブダビで開催されたBitcoin MENAカンファレンスで講演し、各国政府に対しビットコイン担保型デジタル銀行システムの構築を提案した。
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約10年間休眠状態にあったシルクロード(Silk Road)関連の仮想通貨ウォレット約312個が突如活動を再開し、合計314万ドル(約4.7億円)相当のビットコインを未確認のアドレスに送金したことが明らかになった。ブロックチェーン分析企業Arkham Intelligenceが12月10日に確認した。
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イーロン・マスク氏の航空宇宙企業スペースXは10日、約9,400万ドル(約146億円)相当のビットコインを移動した。10月より大規模な移動を数回行っているところだ。
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ニューヨーク証券取引所(NYSE)は10日、ビットコイン創始者サトシ・ナカモトの像を設置した。この像はイタリア人アーティストのヴァレンティーナ・ピコッツィが制作した「消える彫刻」シリーズの一つで、今週NYSEに上場したビットコイン企業トゥエンティワン・キャピタル(Twenty One Capital)が設置を行った。
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世界最大の資産運用会社ブラックロックは先週金曜日、ステーキング機能を備えたイーサリアム上場投資信託(ETF)の登録届出書を米証券取引委員会に提出した。iシェアーズ・ステークド・イーサリアム・トラストETFと名付けられた商品で、数週間前にデラウェア州に名称登録を行っていた。
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ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのトム・リー会長は11日、Decryptの動画インタビューで、仮想通貨イーサリアムが既に底を打ったとの見方を示した。同氏が最高投資責任者を務めるファンドストラットの分析によれば、最近3,000ドル(約45万円)を下回った後、イーサリアムは回復基調に転じている。
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米国で上場しているエックスアールピー(XRP)現物ETFが、11月14日の取引開始以来、全取引日で純流入を記録し続けている。12月8日時点で累計純流入額が9億3,539万ドル(約1,459億円)に達した。
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スイス拠点の資産運用会社21シェアーズは11日、XRP現物ETF(ティッカー:TOXR)を米CBOE取引所に上場した。声明によると、このファンドは時価総額で4位の仮想通貨XRPの値動きを追跡する。
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ソラナの公式Xアカウントが12日、「速報:XRPがソラナに登場(BREAKING: XRP is coming to Solana)」との投稿を行い、XRPのソラナエコシステムへの統合を正式に発表した。この発表は、同アカウントが先週投稿したXRPコミュニティで象徴的な数字「589」や、リップルのCTOデビッド・シュワルツ氏をタグ付けした投稿に続くもので、両エコシステム間の協力関係が具体化する動きとして注目を集めている。
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米通貨監督庁(OCC)は12月12日、リップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に対し、連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与したと発表した。リップルは「リップル・ナショナル・トラスト・バンク」として、サークルは「ファースト・ナショナル・デジタル・カレンシー・バンク」として申請していた。これは米国でステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
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JPモルガン・チェースは11日、デジタル資産企業ギャラクシー・デジタル・ホールディングスLP向けに5,000万ドル(77億円相当)の米国コマーシャルペーパー(USCP)をソラナブロックチェーン上で発行したと発表した。この債券は仮想通貨取引所コインベース・グローバルと資産運用会社フランクリン・テンプルトンがサークルのUSDCステーブルコインを決済手段として購入した。
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米金融大手ステート・ストリートの資産運用部門であるステート・ストリート・インベストメント・マネジメントは10日、トークン化したプライベート・リクイディティ・ファンドをローンチする計画を発表した。まずはソラナのブロックチェーン上で2026年初めに提供を開始する計画である。
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ソラナ財団は13日、3年間の開発を経て新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」がメインネットで稼働を開始したと発表した。ファイアダンサーは少数のバリデータで約100日間稼働し、5万ブロックの生成に成功している。
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