ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能にした。対象となる米国顧客の一部から段階的に導入されているという。
インタラクティブ・ブローカーズは1978年に設立された米国の大手オンライン証券会社で、株式、オプション、先物、外国為替など幅広い金融商品の取引サービスを提供している。同社は個人投資家と機関投資家の両方にサービスを展開しており、世界中で200万以上の口座を管理している。
報道によると、より多くのユーザーが利用可能になるにつれて、ステーブルコイン口座入金プログラムの詳細を公開する。インタラクティブ・ブローカーズのステーブルコイン入金機能は、伝統的金融機関が仮想通貨を日常業務に統合する流れの一環だ。この動きは、米国の金融機関が仮想通貨との融合を積極的に進めている最近の傾向を反映している。
また、米大手銀行バンク・オブ・アメリカがビットコイン担保融資商品の準備を進めていることも今週報じられた。
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これまでビットコイン担保借入は主に仮想通貨貸付業者や取引所に限定されていたが、バンク・オブ・アメリカのような大手銀行の動きは、ビットコインを投機的資産から機関投資家が認める信用格付け資産へと格上げされる転換点となる。
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