リップルやSBI出資のエバーノース、すでに154億円相当のXRPを保有=オンチェーンデータ
リップル幹部と強い戦略的関係性を持つXRP特化型トレジャリー企業エバーノース・ホールディングスが、約3億8,900万 XRP (154億円相当)を購入したことが分かった。クリプトクオントのデータで判明した。
クリプトクオントのオンチェーンアナリストによると、エバーノースは10月27日時点で約9億4,700万ドル(約1,440億円)相当のXRPをトレジャリーに投資した。この投資は1 XRP=2.44ドルで実施され、既に5,000万ドル以上の含み益を生んでいる。同社はリップルの元上級幹部アシーシュ・ビルラ氏が最高経営責任者(CEO)を務め、リップル共同創設者のクリス・ラーセン氏も投資家の1人だ。
なお、ブラッド・ガーリングハウス氏らリップルの主要幹部も戦略アドバイザーに就任する予定だ。
エバーノースは先週、特別買収目的会社アルマダ・アクイジション・コープIIとの合併を通じて上場する計画を発表したばかり。SBI、リップル、パンテラキャピタル、クラーケンなどから10億ドル超の資金を調達しており、大規模なXRPトレジャリーを構築する狙いだ。合併完了後はナスダックでティッカーシンボル「XRPN」として取引される予定だ。
同社はパッシブETFとは異なり、機関向け融資、流動性提供、DeFi収益機会への参加を通じて1株当たりのXRP保有量を増やす戦略を採用。ビルラ氏は「株主にリターンを生み出しながらXRPの有用性と採用を支援する共生モデルだ」と説明した。
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