ジャスティン・サン、900万ドル相当のWLFIトークン凍結解除を運営チームに要求
トロン創設者ジャスティン・サン氏は9月5日、ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)プロジェクトに対し凍結されたトークンの解除を要求する声明を発表した。同氏のイーサリアムアドレスが4日深夜ブラックリスト化され、約900万ドル相当のWLFIトークンが転送不可能となった事態を受けた対応となる。
サン氏はX投稿で「初期投資家として資本と信頼を提供してきたが、トークンが不当に凍結された」と抗議した。全ての初期投資家が同等の権利を有すべきであり、一方的な資産凍結措置は投資家の正当な権利を侵害するとの立場を表明している。
「トークンは神聖不可侵であり、ブロックチェーンの最も基本的な価値観」とサン氏は主張した。従来の金融システムより強固で公平性を保つためには、この原則を遵守すべきとの考えを示している。
サン氏はWLFIのアドバイザーとして7,500万ドル相当のトークンを購入し、今年初めにはトランプ大統領主催の晩餐会にも出席していた。同氏は「少額での取引所テストとアドレス分散のみ実施し、売買は行っていない」と弁明している状況だ。
また、「真に偉大な金融ブランドは公平性、透明性、信頼に基づいて構築されるべき」とサン氏は訴え、一方的な投資家資産凍結はWLFIへの幅広い信頼を損なうリスクがあると警告し、チームとコミュニティが共に前進することを呼びかけている。
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