米上場コスモスヘルス、仮想通貨トレジャリー戦略で初回100万ドルETH購入を実行
ナスダック上場の多角的ヘルスケア企業のコスモスヘルスは8月12日、デジタル資産準備戦略の一環として初回100万ドルのイーサリアム( ETH )購入を完了したと発表した。同社は米国の機関投資家との間で最大3億ドルの資金調達枠を確保している。
コスモスヘルスは2009年にネバダ州で設立された総合ヘルスケア企業である。スカイプレミアムライフやメディテラネーション等の独自医薬品・栄養補助食品ブランドを展開し、欧州医薬品庁認証の製造施設を運営している。
グレッグ・シオカスCEOは「現金のみを保有するのではなく、強い値上がり可能性を持つ資産を追加する」と購入理由を説明した。機関投資家によるETF採用拡大や企業でのイーサリアム基盤アプリケーション利用増加が同社の判断を後押ししている。
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資金調達の条件では、各回の調達資金の72.5%以上をデジタル資産準備金の構築に充てる必要がある。残りは運転資金や成長戦略に活用される予定だ。
ETH資産はビットゴートラストカンパニーの機関投資家向けインフラを通じて保管・ステーキングされる。同社は供給チェーンの追跡可能性やウェルネス奨励プログラムでのETH活用も検討している。
この戦略は短期的な方向転換ではなく、長期的なイノベーション推進の一環と位置付けられている。同社は製品開発加速、研究開発革新、商業イニシアチブ強化、米国製造業参入を計画しているという。
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