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ビットコイン12万ドル突破、米規制緩和を追い風に更なる上昇を伺う|仮想NISHI

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*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI( @Nishi8maru )氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨ビットコイン( BTC )は急騰を続けており、7月14日には史上最高値を更新する12万ドルを突破した。背景には、米国下院による「仮想通貨週間」(14日〜20日)の開始に先立ち、米金融当局が銀行による仮想通貨保有を容認する規制緩和を発表したことがある。この動きが市場心理を大きく押し上げたと見られる。

関連: 史上最高値更新のビットコイン、今後の価格はどうなる?【価格予測まとめ】

デリバディブ市場の動向をみると、12万2千ドルを上回ったタイミングに前後してファンディングレートがが一時的に上昇し、ロングポジションの増加が確認された(下画像赤枠)。その後、ファンディングレートはほぼフラットな水準へと戻っており、今後の値動きは現物市場の動向次第であると考えられる。

オーダーブックの状況を見ると、史上最高値圏にある現在、板の重みは薄く価格の変動は不安定となる可能性が高い。上値では12万5,000ドルおよび13万ドルに売り指値が集中しており、下値では11万ドルに買い指値が観測されている。

オプション市場では、現値を上回る13万ドルを中心とした建玉の増加が顕著であり、14万ドルにも12万ドルに次ぐ建玉が積み上がっている。PCR(プットコールレシオ)は依然として低水準にあり、市場参加者の強気姿勢が続いている。このことから、史上最高値圏にもかかわらず、さらなる上昇を見込む投資家が多いことが示唆される。

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米下院による「仮想通貨週間」の開催に先んじて発表された規制緩和が、市場に大きな追い風となっている。デリバティブ市場ではロングポジションの一部解消が見られたものの、これは押し目の動きとして受け止められており、現物市場を中心とした買い意欲が相場を支えている。史上最高値圏にある現状にもかかわらず、市場全体にはさらなる上昇を期待する強気な態度が広がっている。

特集: ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

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