米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
米国初のソラナ現物ステーキングETF「REX-オスプレイ・ソラナ+ステーキングETF」が7月3日(水)の市場開始と同時に取引を開始し、初日の出来高は約3300万ドル(約48億円)を記録した。
ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏によると、初日の出来高について「ソラナ先物ETFやXRP先物ETF(または平均的なETF上場)を大幅に上回るが、ビットコインやイーサリアム現物ETFよりははるかに少なかったという。
また、初日のSOL運用資産が約100万ドルで取引を終了したとバルチュナス氏は報告した。同氏は取引2日目には「今日の出来高を基に」運用資産が最大1,000万ドルまで拡大する可能性があると予測している。
このETFは他の「ステーキングETF」とは異なり、より厳格な1940年投資会社法の証券ガイダンスに基づいて登録されている。同法では適格カストディアンでの資産保管が義務付けられており、REX-オスプレイは連邦規制銀行として唯一承認されたアンカレッジ・デジタルをカストディアンに指名した。
同ETFはソラナ( SOL )の価格変動を追跡しつつ、保有者にステーキング報酬を配当として提供する仕組みを採用している。一般的なETFと異なり課税対象の「C法人」として設立され、ステーキング配当は社内で課税処理後に投資家へ分配される構造となっている。
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