米シャープリンク、追加で1.2万ETH購入 世界最大のイーサリアム保有企業目指す
ナスダック上場のSharpLink Gaming(SBET)が24日、6月16日から20日にかけてイーサリアム( ETH )12,207枚を約3,067万ドルで追加購入したと発表した。平均購入価格は1枚当たり2,513ドルで、同社の総ETH保有量は188,478枚に達した。
同社は同期間中にATM(随時売出し)制度を通じて自社株254万7180株を売却し、約2,770万ドルの純収益を獲得。これらの資金の大部分をETH購入の原資に充当する方針を明らかにした。
SharpLinkは6月2日にイーサリアム重視の財務戦略を開始し、保有するETHの100%をステーキングソリューションに投入している。開始以来すでに120枚のETH報酬を獲得し、1株当たりETH保有量は18.97%成長した。
イーサリアム( ETH )共同創設者のジョセフ・ルービン会長は「ETHのような仮想通貨が金融とテクノロジーの未来を形作る中、SharpLinkをブロックチェーン技術とiGaming分野の交差点に位置づけている」と戦略の意義を説明した。
データ追跡サービスArkhamによると、SharpLinkはイーサリアム財団の21万3,072枚に次ぐ世界第2位のETH保有企業となった。なお、同社株価は前日比7.33%上昇した。
関連: 米SharpLink Gaming、670億円でETH大量購入イーサリアム財団に次ぐ世界2位の保有企業に
5800億円規模の香港富裕層向けファミリーオフィス、初の仮想通貨投資で最大15億円配分
香港の大手ファミリーオフィスVMSグループが運用資産40億ドル規模で初の仮想通貨投資に参入。DeFiヘッジファンドRe7 Capitalの戦略に最大1000万ドルを配分予定。...
サークル株価9倍急騰の理由とは? USDCの収益構造とIPO評価=Coin Metricsレポート
仮想通貨データ企業Coin Metricsは、ステーブルコインUSDCを発行する米サークル社に関するレポートで、同社のIPO評価とUSDCの収益構造、将来の展望について分析した。...
コインベース、米シークレットサービスによる360億円相当の仮想通貨押収を捜査協力で支援
米コインベースが360億円相当の仮想通貨USDT押収でシークレットサービスに協力。「豚解体」詐欺の資金追跡などを支援し、シークレットサービス史上最大の仮想通貨押収案件となった。...