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USDC発行サークル社の株価が大幅続伸 投資銀行シーポート「買い推奨」などで

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ステーブルコイン USDC を発行する企業サークル(NYSE: CRCL)の株価が過去24時間でさらに20%上昇し、現在240ドル付近で推移している。

背景には、米国の投資銀行Seaport Global Securities(シーポートグローバルセキュリティーズ)が20日、サークルを分析対象に組み入れ、「買い推奨」としたことがある。

シーポートは、235ドルを目標株価に設定。現時点ですでに、サークルの株価はこの目標を超えて上昇しているところだ。

同社のアナリスト、ジェフ・キャントウェル氏は、サークルを「トップクラスの仮想通貨『ディスラプター』」と呼んでいる。ディスラプターとは、ビジネス用語で一般的に、革新的な技術やビジネスモデルで、既存の業界構造を変える企業のことだ。

また、現在2,600億ドル(約38兆円)規模のステーブルコイン市場が今後は2兆ドル(約292兆円)まで膨れ上がるとの見解も示した。さらに、サークルが事業拡大を続ければ、年間売上高25~30%の成長率と粗利益率約40%を達成すると予測している。

キャントウェル氏は、金利の問題が同社の強みでありリスクであるとして、次のように分析した。

USDCの準備金は米資産運用最大手ブラックロックが管理する政府系マネー・マーケットファンド「Circle Reserve Fund」に置かれている。主に、米国債レポ契約と短期米国債から構成されているものだ。

なお、サークル社同様に、米ドル建てステーブルコイン最大手のUSDTを発行するテザー社も、準備金を構成する米国債の金利から大きな収益を得ている。

関連: USDT発行企業テザー、ブラックロックを上回る収益

サークル社と米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは、USDCの準備金612億ドル(約9兆円)相当から得られる金利を分配する契約を結んでいる。

このような背景もあり、両社の株式は、上院がステーブルコイン法案「GENIUS」が超党派で可決したこともあり投資家の注目を集めているところだ。

ドナルド・トランプ大統領はこの法案を「天才的」だと賞賛し、下院に対して可能な限り速やかに採決するよう求めている。法案を提出したビル・ヘイガティ上院議員は、「GENIUS」は決済用ステーブルコインの成長を促進する規制枠組みを確立するものだとしている。

関連: トランプ大統領がGENIUS法成立を強く要求、「天才的法案」と称賛

サークル社は、2週間前にIPOで上場し、企業のステーブルコイン参入期待などからその株価が上昇している。

コインベースは18日、大規模な商取引プラットフォーム向けのステーブルコイン決済ソリューション「Coinbase Payments(コインベース・ペイメンツ)」を発表。USDC決済を提供する。これを受けて、両社の株価はさらに上昇していた。

関連: GENIUS法案下院通過でサークルやコインベース株買われる、中東情勢緊迫化でビットコインは様子見基調

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