トランプ大統領がGENIUS法成立を強く要求、「天才的法案」と称賛
トランプ大統領は19日、米上院が昨日可決した仮想通貨規制法案「GENIUS法」について声明を発表した。法案を「信じられないほど素晴らしい」、「純粋な天才(ジーニアス)」と称賛し、米国を仮想通貨分野の「揺るぎないリーダー」にする法案だと評価した。
GENIUS法は水曜日に米上院で超党派(51-23)の支持を得て可決された。この法案はステーブルコイン規制に焦点を当てた連邦レベルでの仮想通貨規制の極めて重要な第一歩となる。上院が超党派として重要な仮想通貨関連法案を可決したのは今回が初めてとなる。
法案を提出した共和党のビル・ヘイガティ上院議員は「この法案により米国は仮想通貨分野の世界的リーダーに一歩近づいた」と述べた。同議員は法案がペイメント・ステーブルコインの成長促進的な規制枠組みを確立し、米ドルの優位性を固め、顧客保護と米国債需要促進につながると強調した。
トランプ大統領は下院に対し、GENIUS法の「クリーンバージョン」を迅速に通過させ、可能な限り早期に大統領の署名に送るよう強く要求した。大統領は「遅延なし、追加なし」と強調し、法案の早期成立への強い意欲を示している。一方、下院はステーブルコインを規制する別案である「STABLE法」の議論も控えている。
仮想通貨イノベーション協議会の代理CEOであるJi Kim氏は、法案可決を「仮想通貨業界にとって歴史的な前進」と評価した。トランプ政権は就任以来、米国で仮想通貨が繁栄できる法的枠組み構築に向けた議会の取り組みを積極的に後押ししている。
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