アップル・グーグル・X・Airbnbがステーブルコイン導入検討=報道
Apple、X、Airbnb、Googleの4社が複数の仮想通貨企業とステーブルコイン統合について初期協議を行っていることが6日のFortune Crypto報道で判明した。匿名の関係者によると、各社は取引手数料削減と国際送金最適化を目的としてドル連動型デジタルトークンの採用を検討している。
GoogleクラウドのWeb3戦略責任者リッチ・ウィドマン氏は「SWIFTネットワーク以来最大の決済システム改良」と評価した。同社は既に2社の顧客からPayPalのステーブルコインPYUSDでの支払いを受け入れている実績がある。
Airbnbは年初からステーブルコイン統合協議を進めており、VisaやMastercardへの手数料削減を狙っている。イーロン・マスク氏のXはX Moneyアプリへのステーブルコイン統合でStripeと交渉中で、AppleもCircle社と戦略的パートナーシップ協議を行っている状況だという。
関連: イーロン・マスク、新機能「XChat」を発表ビットコイン的な暗号化でプライバシー強化
ステーブルコイン市場は今月、過去最高の2,500億ドル時価総額に達し、イーサリアム基盤のステーブルコインは5月だけで1.42兆ドルの取引量を記録した。トランプ政権下での規制緩和期待により、Meta、Uberを含む大手テック企業のステーブルコイン採用が本格化しつつある。
関連: ウーバーCEO、送金コスト削減でステーブルコイン活用を検討
関連: ステーブルコイン「USDC」の買い方、DeFi運用・使い方を徹底解説
ドイツ銀行、独自ステーブルコイン発行やトークン化預金を検討=報道
ドイツ銀行が独自ステーブルコイン発行とトークン化預金を検討中だ。カストディ企業トーラスとの提携やPartior出資などでもデジタル資産分野に進出を始めている。...
9ヶ月で約1400億円の収益、トランプ大統領 仮想通貨事業で純資産56億ドルに=フォーブス報道
Forbes誌がトランプ大統領の仮想通貨資産を分析。ミームコイン「TRUMP」とWorld Liberty Financialで約10億ドルを獲得し純資産56億ドルに。...
シンガポール金融管理局、仮想通貨企業の新規制ルールを明確化 混乱受けて
シンガポール当局が仮想通貨企業向け新規制の適用範囲を明確化した。海外のみにサービス提供する事業者は7月よりライセンス必須となる。ルール対象外となるトークンも挙げた。...