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仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方・Jupiter等の使い方を解説

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2025年1月に公開された「OFFICIAL TRUMP(TRUMP)」は、ドナルド・トランプ元大統領の名を冠した ミームコイン として大きな注目を集めています。

Solanaブロックチェーン上で発行されており、公式サイト「GetTrumpMemes.com」についてはトランプ氏自身もX(旧Twitter)で投稿して紹介しました。

その後、トランプ氏のブランド商品の決済通貨として採用され、さらに2025年4月には、トークンのトップ保有者を晩餐会へ招待する施策が発表されるなど、継続的な話題性を提供しています。これらの動きや価格の大きな変動幅(ボラティリティ)が、多くの投資家の関心を集める要因となっています。

本記事では、TRUMPの基本情報や特徴、将来性から具体的な購入方法までを詳しく解説します。

「TRUMP」は、公式サイトGetTrumpMemes.comによると、特定の意味や用途を持たないミームコインです。

また、公式サイト自体も非政治的なものであり、いかなる政治キャンペーンや政治的役職、政府機関とも関係がないことを明確にしています。

TRUMPは、トランプ・オーガニゼーションの関連会社であるCIC Digital LLCおよびFight Fight Fight LLCによって開発・運営されています。これらの企業はTRUMPの総供給量の80%を保有しており、その保有分は今後3年間にわたり段階的に市場へと放出される予定です。

また、CIC Digital LLCとCelebration Cards LLC(Fight Fight Fight LLCの所有企業)は、トランプ・ミームカードの取引活動による収益を受け取る仕組みとなっています。

現在、TRUMPトークンは主に投機的な取引対象として利用されています。特定のサービスや商品へのアクセス、またはプラットフォーム上でのユーティリティは提供されていません。

TRUMPの価格はローンチ後大幅に上昇し、1月19日には過去最高値の75.12ドルを記録しました。その後、価格は急落し、4月23日時点では13.96ドル前後で推移しています。

関連: トランプ次期大統領が公式ミームコイン「TRUMP」発行、価格は20倍暴騰

4月24日現在、TRUMPは時価総額29億ドルでCoinMarketCapでは36位にランクインし、ミームコインセクターでは、ドージコインとシバイヌ、PEPEに次ぐ4位に位置しています。

価格の急落と主な要因

トランプ氏の妻メラニア氏のミームコイン「$MELANIA」がTRUMPローンチ翌日に発行され、TRUMPの価格は一時70ドルから45ドルまで急落。その後、トランプ氏本人が「TRUMPについてよく知らない」と発言したことで、さらに48ドルから38ドルへと下落しました。(25年1月22日: Coinpost )。この発言は、米憲法の「報酬条項」による制約を意識したものとされています。

2025年4月初旬には9.22ドルまで低下。しかし、4月24日、ドナルド・トランプ米大統領がTRUMPミームコイン保有者のトップ220名を対象としたプライベート晩餐会を計画していることが発表され、トークンの価格は50%以上急騰。晩餐会は上位保有者に向けた特別イベントであり、5月22日にワシントンD.C.のトランプ・ナショナル・ゴルフクラブで開催される予定です。((25年4月24日: Coinpost

ここでは、主要な取引所での購入方法、分散型取引所(DEX)での購入手順について詳しく解説します。

現在、TRUMPは日本国内の暗号資産(仮想通貨)取引所では取り扱われていないため、海外取引所や分散型取引所(DEX)を利用する必要があります。DEXならウォレットを接続して即座に取引を開始できるケースが多いです。しかし、リスクも踏まえて、適切な資金を割り当てましょう:

※DEX利用時の注意事項
・日本の金融庁の管轄外であり、トラブル時の保護対象外
・ウォレットの秘密鍵管理や セキュリティ対策 が必須
・自己責任での取引となるため、リスクを理解した上での参加を推奨

それでは、具体的なTRUMPの取引方法をご案内します。

Phantom(ファントム)ウォレットはソラナで人気の高い仮想通貨ウォレット、2021年からのサービスの運営実績、月間アクティブユーザーは320万件(2024年1月)、大手VCから資金調達などで、一定の信頼を得ています。

SOLを含む仮想通貨を保管できるだけでなく、Web3アプリの検索や、スワップを含む各種機能の使い勝手で優れていること。エアドロップなど最新情報へのアクセス性が高いなどの特徴があります。

日本のユーザーも、SBI VCトレードのような仮想通貨取引所でソラナ(SOL)を買って、Phantomウォレットに移して使えます。

Phantomのインストール方法は以下のページで紹介しています。ステップバイステップで図を交えてご案内したので、初めての方はこの機会にご用意してください。

関連: Phantomウォレット使い方・作成方法(PC/スマホ)

ソラナ(SOL)の購入は国内取引所で取得できます。

おすすめの取引所は以下の通りです。

関連: ソラナ(SOL)おすすめ取引所、手数料・ステーキング・出庫機能を徹底比較

ここでは、TRUMPトークンを購入するための以下3つの方法を詳しく解説します。

初心者には操作が簡単で、最適なスワップルートを自動で提示してくれるJupiterがおすすめです。Raydiumは流動性が高く取引量も多いですが、設定がやや複雑なため、ある程度慣れたユーザー向きと言えます。一方、Phantomウォレットは手軽ですが手数料が高め(0.85%)なため、小額の取引や初心者向けです。取引量や手数料を考慮して自分に合った方法を選びましょう。

1. Phantomに送金

Phantomの「Receive」画面よりソラナのアドレスをコピーして、SBI VCトレードの送金先アドレスに指定します。

2. Jupiterに接続

ウォレットが準備できたら、 Jupiterの 公式サイト にアクセスします。

「Connect Wallet」をクリックし、Phantomを選択してウォレットを接続します。

3.コインのスワップ

次に、Solana(SOL)を使ってTRUMPを購入します。

コインを検索するときは、信頼できるサイトからコントラクトアドレスをコピペしましょう。TRUMPトークンのコントラクトアドレスは公式サイトで公開されています。

①で「Swap」タブを選択し、購入したい仮想通貨(ここではTRUMP)を入力します。

②にスワップする数量を入力し、③の「Swap」ボタンをクリックします。

トランザクションの詳細を確認し、ウォレットで承認します。

Jupiterでの取引は、通常低い手数料で行えますが、トランザクションの確認時には必ず手数料の確認を行いましょう。

Jupiterはスワップアグリゲーターとして機能しており、最適なスワップルート(トークン交換の経路)を提供し、ユーザーが迅速かつ効率的にトークンを交換できる場所として利用されます。

取引高に応じ、エアドロップとして、ガバナンストークン「JUP」を配布しており、直近で1月23日に235万の対象ウォレットに対し、7億JUPトークン(約5億4600万ドル相当)を配布しました。

エアドロップは翌年も開催予定であり、いつもの取引をJupiterで行うだけでエアドロップを狙うこともできます。

次は、流動性が高いDEXの中から「Raydium」での買い方を紹介していきます。流動性が高い取引所を選べば、取引がスムーズに進むだけでなく、スリッページ(予想よりも価格が変動する現象)も抑えられます。

1. Phantomに送金

先ほどと同様にPhantomの送金します。

2. Raydiumに接続

ウォレットが準備できたら、Raydiumの公式サイトにアクセスして、Phantomウォレットを接続します。

①SWAP画面で「Connect Wallet」をタップ。

②Phantomを選択してウォレットを接続します。

3.コインのスワップ

次に、Solana(SOL)を使ってTRUMPを購入します。

①「FROM」タブを選択し、SOLとスワップする数量を入力します。

②「TO」タブにTRUMPを選択します。

検索するときは、Coinmarketcapなどの信頼できるサイトからコントラクトアドレスをコピペしましょう。

③「SWAP」ボタンをタップします。

④トランザクションの詳細を確認し、「Approve」をタップします。

Raydiumでの取引は、通常低い手数料で行えますが、トランザクションの確認時には必ず手数料の確認を行いましょう。

設定部分で、スリッページ(指値・注文価格と約定価格との差額)許容範囲の調整が可能です。これを設定すれば、上場直後など市場の流動性不足で自身の指値と乖離しかねない場合は取引が約定せず、想定外の損失を被るリスクを軽減することができます。

また、「Show Chart」をタップすると、SOL建のTRUMPのチャートが確認できます。

4. スリッページ設定とガス代の確認

スワップの際には必ず手数料の確認を行いましょう。

スリッページは自動で設定されていますが、価格の変動が大きな時や流動性が低い場合は手動で設定することも検討しましょう。

取引画面の「Settings」アイコンをクリックし、スリッページ許容範囲を設定します(通常は1-3%程度)。

スリッページ制限は、予測した価格から大きく逸脱した取引を防ぐ仕組みです。

ほとんどのDEXでスリッページ許容範囲を設定でき、範囲を超える場合は取引が自動キャンセルまたは差し戻されます(ただしガス代は発生)。

また、Phantomではトランザクション確認時にガス代の推定値が表示されるため、高い場合はタイミングを調整するのがおすすめです。

TRUMPはソラナベースのコインなので、利用者がDEXに繋ぐ手間をかけずに(Phantom経由でRaydiumに繋がっているので)Phantomウォレットで購入することも可能です。

ただし、Phantomの手数料は0.85%で、ネットワーク手数料として少量のSOLが必要です。

一方、Raydiumを直接利用すれば手数料は0.25%に抑えられます(ネットワーク手数料は別途必要)。高額取引やコスト削減を重視する場合は、Raydiumでの直接取引がおすすめです。

①「You Pay」タブを選択し、SOLとスワップする数量を入力します。

②「You Receive」タブにTRUMPを選択し、入力された数量を確認します。

③トランザクションの詳細を確認し、「Swap Now」をタップします。

設定部分でスリッページの調整が可能です。

米暗号資産投資企業のOsprey FundsとRex Sharesが、TRUMPを含むミームコインのETFを申請したことも、市場の関心を高めています。

ただし、最大供給量の大半が、CIC Digital LLCやFight Fight Fight LLCといったトランプ陣営の関連企業に割り当てられ、今後3年間かけて段階的に市場放出される点については、今後の売り圧力になり得ます。

また、ドナルド・トランプ米大統領に対するトークンを介した政治的悪影響や倫理的問題を指摘する声もあります。

トランプ政権の仮想通貨政策がどのように進展し、TRUMPの価値や市場での地位に影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まっています。

関連: 米上院銀行委員会、仮想通貨にオープンな環境に取り組みへ

最大供給量は10億枚で、そのうち約8割近くがトランプグループ関連会社であるCIC Digital LLCとFighter Fight LLCによって保有されています。これらのコインは最短で3ヶ月後から段階的にロック解除され、3年後にはすべてが開放される仕組みとなっています。

一方で、ブロックチェーンの分析会社Bubblemapは次のように警告しています。

この指摘は、公式発表で示されたロック解除の透明性について疑問を投げかけるものです。投資家は、公式の供給計画だけでなく、実際の分散状況にも注意を払う必要があります。

TRUMPのようなミームコインは、少額でも一攫千金を狙うことができる手軽さや急成長の可能性が魅力です。

実際にある投資家は109万ドル(約1.6億円)を投じ、4時間で7,500万ドル(約117億円)の利益を獲得したという事例もあります。

また、情熱的なコミュニティが形成されており、文化的な現象への参加や特定のアイデアへの支持を示す手段としても人気があります。

一方で、高いボラティリティによる原資の全損リスクなど、注意すべき点も多くあります。

関連: メタマスクのセキュリティ対策、詐欺の手口、ウォレット利用上の注意点まとめ

TRUMPやDOGEなどのミームコイン投資は、ハイリスク・ハイリターンであるため、失っても良い余剰資金での売買が推奨されます。

〈注意事項: 海外の取引所は日本の法規制の管轄外にあるため、トラブルが発生した際に金融庁からの保護を期待することができません。
また、ウォレットのセキュリティ強化やハッキング対策の知識も極めて重要です。海外のNFTゲームを利用する際には、これらのリスクを充分に理解し、慎重に行動することが必要です。〉

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