コインチェック、旧LSKの取扱廃止と新LSK付与を発表 5月8日より移行へ
暗号資産取引所コインチェックは7日、Lisk(LSK)が旧チェーンからイーサリアムレイヤー2へ移行したことに伴い、旧LSKの取扱いを2025年5月8日に廃止すると発表した。同時に、保有者に対して新チェーンの新LSKを1:1の比率で付与し、取扱いを開始する。
コインチェックは、旧Liskチェーンのブロック生成が2024年5月以降停止しており、再開の可能性は「極めて低い」と判断した。これにより旧LSKが日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の規則で定める「移転・保有記録の更新・保持に重大な支障・懸念が認められる暗号資産」に該当するとして、取扱い廃止を決定したという。
旧LSKを保有するユーザーに対する日本円への換金や返還は「事実上取引不能であり、市場価値の適正な算定も困難」として実施しない方針だが、代わりに保有量と同数の新LSKを付与することで「実質的な経済的損失は発生しない」としている。
新LSKの付与対象となるのは、2024年5月21日23時頃(ブロック高24,823,618)時点で旧LSKを保有していたユーザーのうち、付与時点でコインチェックのサービスを通常通り利用できる顧客。
旧LSKのサービスは既に2024年5月20日より停止しており、5月8日の廃止・新LSK付与までの日程に変更がある場合は、コインチェックの公式Xアカウント(@CoincheckStatus)で告知される予定だ。
なお、現時点で他の暗号資産交換業者において旧LSKを取り扱う事業者はない。
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