予測市場プラットフォームのカルシが、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公表する公式指数値で決済する契約を今後上場する。両社は26日、公式声明で提携を発表し、カルシはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの指数に連動する契約のライセンスを受けた優先プラットフォームとなる。
カルシのイベント契約は、現実の出来事の結果への期待を価格に変える取引で、今回の契約は結果の確定に、市場関係者が日常的に参照する公式指数値を使う。
また、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスはカルシの契約データから指数を構築する優先提供会社にもなり、経済・政治・スポーツなどの指数をカルシ上の市場から作る道が開けるという。
この提携を受け、カルシのタレク・マンスールCEOは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスを指標の「ゴールドスタンダード」と呼び、個人投資家と機関投資家の需要を加速させる一歩になると述べた。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのキャシー・クレイCEOは、予測市場を金融市場で急成長する分野の一つと位置づけ、予測市場の成熟に伴い選ばれる指数提供会社になると語った。
仮想通貨分野でも、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは2021年5月にビットコイン( BTC )指数とイーサリアム( ETH )指数、両銘柄を合わせた指数の3指数を公開した。
また、2025年7月には、現実資産のトークン化を手がけるセントリフュージにS&P500指数をライセンス供与し、ファンドのトークン化分野に参入する計画を発表した。
さらに、同年10月には、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの親会社であるS&Pグローバルが、15種類の仮想通貨と仮想通貨関連企業35社を組み合わせた「S&Pデジタル・マーケッツ50指数」の開始計画を発表した。