イーサリアム財団は28日、次期ネットワークアップグレード「Glamsterdam(グラムスターダム)」を、イーサリアム( ETH )のテストネットであるセポリアで10月6日に稼働させると発表した。稼働予定時刻は世界協定時13時53分36秒で、エポック353,024・スロット11,296,768での実装となる。
Glamsterdamは実行層のAmsterdamとコンセンサス層のGloasを統合したアップグレードで、柱となるのはプロポーザー・ビルダー分離の標準実装(ePBS)とブロック単位アクセスリスト(BAL)の導入だ。両機能によってブロックの生成・検証プロセスが見直され、L1の処理能力向上を支える設計となっている。
今回のアップグレードは、前回のFusaka(フサカ、2025年12月3日)アップグレードに続くイーサリアムのL1スケーリングロードマップの一環と位置付けられている。
ガス価格の算定方法も見直され、処理の実行コストに加え、アカウント残高や契約データなどノードが保持し続けるデータ量の増加にかかるコストを、より正確に反映する仕組みへ移行する。
一方、Hoodiテストネット・メインネットへのGlamsterdam実装時期は未定で、クライアントチームが決定し次第、別途発表される予定だ。
セポリアのバリデーターとノード運営者は、活性化前に実行層・コンセンサス層双方のクライアントを対応バージョンへ更新する必要がある。
イーサリアム財団は開発者に対し、セポリア活性化後にガス会計やログ、オペコードの変更が既存コントラクトへ与える影響を検証するよう呼びかけている。