仮想通貨取引所ビットゲットが24日にホットウォレットからの不正な送金をセキュリティシステムが検知したことが明らかになった。最高経営責任者(CEO)のグレイシー・チェン氏は25日のX投稿で、被害額を3億5,160万ドル相当と推定した。
出金は安全確認のため一時的に停止された一方、入金と取引は通常通り稼働している。チェン氏は、セキュリティ点検が完了次第、出金を再開すると説明した。
また、コールドウォレットは無事で、ビットゲットは3層構造のウォレット体制を採用しており、今回の被害はホットウォレットとウォームウォレットの一部にとどまったという。
チェン氏は、流出額の全額を4億6,400万ドル超のユーザー保護基金で補填する方針を示した。
ブロックチェーン分析会社アーカム・インテリジェンスのアナリスト、エメット・ガリック氏は、今回の流出が複数のブロックチェーンにまたがるビットゲットのホットウォレットとコールドウォレットで発生し、資金は単一アドレスに集約されたと指摘した。
同氏は、流出資産にETH・BNB・AVAX・USDT0が含まれるとし、ハッキングを受けた可能性があると指摘した。