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ロシア大手銀行アルファバンク、仮想通貨デポジタリーを独自設立へ

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ロシアの大手民間銀行アルファバンクが、仮想通貨の保管・管理に特化したデジタルデポジタリーを独自に開設する計画であることが明らかになった。ロシアの経済メディア「RBCインベストメンツ」が報じたもので、アルファバンクのコーポレート投資銀行部門最高執行責任者ドミトリー・ヴィトマン氏が明らかにした。

デジタルデポジタリーとは、仮想通貨やデジタル資産の保管・記録を担う機関だ。従来の証券保管振替機関に相当する役割を仮想通貨領域で担う。

ヴィトマン氏は「仮想通貨に関連するあらゆるサービスを、関連法施行後に提供する方針だ。まず自社のデジタルデポジタリーを開設し、そのサービスを他社にも提供していく」と述べた。

同氏によれば、仮想通貨規制が2026年9月に施行された場合、リテール仲介サービスはロシア国内外のインフラを活用した形で2026年末から2027年初頭にかけて開始できる可能性があるという。ロシア国内の仮想通貨市場で有意な流動性が生まれるのは2027年末以降になるとの見方も示した。

アルファバンクはまた、オープンブロックチェーン上にロシア独自の投資商品を開発する計画も持つ。ヴィトマン氏は「ロシアが独自商品を開発しなければ、投資家に提供できるものがない。グローバルレベルで競争できる商品を作り、自国インフラに投資家を引き込む必要がある」と述べた。

こうした動きの背景にあるのが、ロシアの仮想通貨規制法案の進捗だ。「デジタル通貨・デジタル権利法案」は国家院で第1読会を通過しており、8日には同院の金融市場委員会委員長アナトリー・アクサコフ氏が、修正版を第2読会に向けて承認したことを明らかにした。

当初は今年7月1日の施行が見込まれていたが、審議日程のずれ込みにより現在は9月1日を新たな施行目標としている。ロシア中央銀行の副総裁は仮想通貨の合法的取引に必要な全規制を11月までに整備・公表し、初の取引を実現させる見通しを示した。

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