仮想通貨分析プラットフォームのCryptoRankが19日に公開したデータによると、2026年1月1日から6月17日までの仮想通貨業界における資金調達ラウンド数は402件と、2021年同期の654件から38.5%減少した。
ステージ別では初期段階の落ち込みが特に大きく、シード・プレシードのラウンド数は265件から135件へと49.1%減少。シリーズA以降の件数も124件から85件へ31.5%減少した。
一方、既存企業との提携や事業連携を目的とする戦略的ラウンドは103件から111件へ7.8%増加した。CryptoRankは「投資家が新規アイデアへの資金供給から離れ、実証済みのトラクションと明確なビジネスモデルを持つプロジェクトへ資本を集中させる動きを反映している」と分析している。
2021年は金融緩和を背景に仮想通貨市場全体で資金調達が活況を呈した時期にあたり、その水準との比較では初期ステージへの投資意欲の大幅な後退が浮き彫りになった形だ。足元では実績と収益モデルの明確さが資金調達の可否を左右する局面が続いている。


