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米CMEが仮想通貨先物の24時間取引を開始、初週末の出来高は約80億円成立

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米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は5月29日(米金曜日)、ビットコインをはじめとする仮想通貨先物・オプションの24時間7日取引をGlobex上で開始した。CMEグループが6月1日付のプレスリリースで明らかにした。

初週末の取引量は7,200契約超、想定元本にして約5,000万ドル(約80億円)に達した。CMEグループのグローバル責任者ティム・マコート氏は「週末にわたる継続的な流動性を提供することで、規制された取引所と仮想通貨市場の24時間という特性の間にある溝を埋める」と述べた。

取引は月曜〜金曜の午後4時〜4時2分(CT)と土曜の午前2時〜4時(CT)の計2回のメンテナンス停止を挟む以外、連続処理される。週末・祝日の取引は翌営業日付として清算・決済・規制報告が行われる仕組みだ。

また同日から、ビットコインの30日インプライド・ボラティリティを方向性リスクなしに取引できるビットコイン・ボラティリティ先物も24時間化された。

今回の移行で最も影響が大きい要素が「CMEギャップ」の解消だ。

CMEの仮想通貨先物はこれまで金曜午後4時(CT)前後にクローズし、日曜夕方に再オープンする構造だったため、週末に現物市場が大きく動いた場合、先物チャート上に空白(ギャップ)が生じていた。過去の研究では同ギャップが65〜90%の確率で後日埋められるとされ、機関投資家・個人トレーダー双方が売買戦略の基準として広く参照してきた。

24時間化により先物と現物のスケジュールのずれが解消され、機関投資家は週末のポジション調整を日曜の再オープン待ちなく即時実行できるようになる。ただし5月29日の移行時点で未解消のビットコインCMEギャップは少なくとも3つ残っており、最も低い水準は70,000ドル直下だった。

ロビンフッド・マーケッツでフューチャーズ・インターナショナル担当VP兼GMを務めるJBマッケンジー氏は「規制された先物契約を1日24時間・週7日いつでも取引できるのはこれが初めてだ」と述べた。

さらにリップル・プライム社長のノエル・キンメル氏も「機関投資家がデジタル資産エクスポージャーを管理するには中断のない規制デリバティブへのアクセスが不可欠だ」としている。

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