ストラテジーのマイケル・セイラー会長は5月18日Xへの投稿で、同社が1BTCあたり約8万985ドルの平均取得価格で2万4,869BTCを約20億1,000万ドル(3,100億円相当)で取得したと発表した。
今回の購入資金は、年率11.5%の配当を提供する優先株「STRC」の発行によって調達したものだ。STRCの配当権利落ち日前の5営業日にわたり発行が集中し、約20億ドル相当の新株が市場に供給された。
STRCは額面100ドル付近での取引を前提に設計されており、取引価格がこの水準を上回ると新株発行によるBTC購入が可能になる仕組みだ。
ストラテジーが約1カ月ぶりの大規模購入に踏み切った背景には、BTCが2月の急落(62,000ドル台)から回復基調にあることが挙げられる。BTCは今月初旬に8万2,500ドルまで上昇し大幅に回復してきた。
また、フォン・リーCEOはSTRCなどの「デジタルクレジット」活用により「2025年より速いペースで成長を実現している」とXに投稿した。
今回の取得により、ストラテジーの累計保有量は84万3,738BTCとなり、全体の平均取得価格は1BTCあたり約7万5,700ドル、総取得コストは約638億7,000万ドルに達している。
今後の注目点は、STRCの配当頻度を月1回から半月ごとへ変更する同社の方針が資金調達ペースにどう影響するか、またBTC価格の動向がSTRCの額面維持と追加購入余力にどう連動するかである。


