グローバル資産運用大手のフランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)は1日、仮想通貨特化型投資会社コインファンド(CoinFund)のスピンオフ(分社化)である250 Digital(250デジタル)の買収計画を発表した。 取引完了後、同社は新部門「フランクリン・クリプト(Franklin Crypto)」を立ち上げ、機関投資家向けの仮想通貨運用事業を本格的に拡大する方針だ。
買収の対象には、250デジタルの投資チーム全体と、従来コインファンドが運用していた全ての流動性仮想通貨戦略が含まれる。フランクリン・テンプルトンはこれらの戦略に自社資金を投じることも合意の一部として明らかにしている。 取引金額は非開示で、2026年第2四半期中のクロージングを予定している。
フランクリン・クリプトはコインファンド出身の幹部とフランクリン・テンプルトン社内の仮想通貨投資の専門家が共同で率い、既存の仮想通貨・ブロックチェーン分野への投資機能を拡充する役割を担う。
コインファンドは今年初め、ベンチャー投資への集中を鮮明にするため流動性戦略部門を250デジタルとして分離していた。
フランクリン・テンプルトンのデジタル資産部門は、2025年12月31日時点で約18億ドルの資産を運用しており、50名超のデジタル資産専門チームを擁する。
同社は2024年に他の大手資産運用会社とともに米国初のビットコイン現物ETFを上場させており、2018年以来デジタル資産分野での存在感を着実に高めてきた。
関連: フランクリン・テンプルトンがOndoと提携、仮想通貨ウォレットで取引可能なETFトークン発行を開始
関連: フランクリン・テンプルトンもソラナETFを上場、ステーキング報酬を付与