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アンソロピックの破壊的AI「Claude Mythos」資料流出、サイバーセキュリティ・仮想通貨セクターで警戒感強まる

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AIスタートアップのAnthropic(アンソロピック)が開発中の次世代AIモデル「Claude Mythos」に関する機密資料が外部へ流出した可能性が26日に報じられた。

Fortune誌などの報道によれば、設定不備により約3,000件の内部ドキュメントが一時的に公開状態となっていたとされ、AI技術がもたらす広範な影響への懸念が株式・仮想通貨市場で高まっている。

流出したとされる資料からは、Claude Mythosが現行モデルを大幅に凌駕する性能を備え、特にコーディングやサイバーセキュリティ分野で突出した能力を示す可能性が指摘されている。アーカイブ化された開発用ページによれば、「Mythos」という名称の他に「Capybara(カピバラ)」という呼称も検討されている模様であり、これらは現行のOpusを超える新たな最上位モデルとして位置付けられているとの声も上がっている。

投資家が特に注目しているのは、流出資料に記されていたとされる「脆弱性特定・悪用能力」に関する記述である。

特に注視されているのは、公開資料に「脆弱性特定・攻撃の自動化」に関する具体的な記述がある点だ。当該ページでは、本モデルがソフトウェアの欠陥を迅速に発見し、攻撃を自動化し得る潜在的な「破壊的技術(destructive technology)」として記載されており、サイバーセキュリティ業界に対する重大なリスク要因として浮上している。

また、当該モデルは極めて高い計算リソースを必要とする「高コストなモデル(compute-intensive model)」であるとも記されており、一般公開に向けて効率化が進められる方針も示されている。

一連の報道を受け、米国の株式市場ではサイバーセキュリティ関連銘柄の先行きを警戒する売りが先行した。Palo Alto Networks(PANW)やCrowdStrike(CRWD)などの主要銘柄が4〜7%程度の下落を見せたほか、ソフトウェアETF(IGV)も軟調な推移となり、AIの負の側面を懸念する投資心理が相場に反映される格好となった。

仮想通貨市場にもIT・ソフトウェア売りの余波が及び、ビットコイン( BTC )価格は一時70,000ドル手前から65,000ドル台へと急落していた。

AIによるサイバー攻撃の高度化がブロックチェーンの安全性に及ぼす影響を懸念する見方もある一方、原油高を主因としたナスダック市場のリスクオフ姿勢が、仮想通貨価格に反映されているとの観測も出ている。

なお、Anthropicの広報担当者は一部メディアに対し、強力な能力を持つモデルを開発中であることを示唆しつつ、そのリリースについては極めて慎重に進める方針であると伝えたとされている。将来的には、防御側のセキュリティ組織に限定した早期アクセスを提供することで、悪用リスクの軽減を図る可能性が検討されているとの意向も示された模様だ。

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