今週の市場データを見ていて一番印象に残ったのは、 恐怖・強欲指数の40台回復 と イーサリアムの相対的な強さです 。
3月11日から3月18日までの1週間では、ナスダック総合指数が週間で1.26%下落した一方、ビットコイン(BTC)は同期間に5.66%上昇、イーサリアム(ETH)は13%上昇と、主要暗号資産は株式市場と対照的に堅調な推移を示しました(CoinMarketCapおよび取引所集計データ)。
また、 CoinMarketCapの恐怖・強欲指数は40台まで回復 しており(先週は26前後)、昨年11月以降続いていた極端な悲観局面から脱しつつあります。CoinGlassの関連指標も改善傾向にあり、市場心理が最悪期を通過した可能性を示しています。
マクロ市場について
外部環境は依然として複雑です。トランプ大統領は「米国は戦争状態にある」として今月末の北京訪問を延期する方針を表明。一方、米軍によるイラン石油輸出拠点ハルク島への攻撃が発生し、地政学リスクが再燃しています。
中国との経済貿易協議はフランスで3月14〜17日に開催され、双方向の貿易・投資促進メカニズム構築で合意に至りました。
最大の注目イベントは、
明日未明(日本時間3月19日午前3時)に開催されるFOMC政策決定会合
です。市場は金利据え置きを99%の確率で織り込んでいますが、パウエル議長の発言と今後の利下げペースに関するガイダンスが、市場のリスク選好に直接的に影響を与えると予想されます。
ピックアップニュース
1. 現物ETF継続流入+Coinbaseプラス乖離+大手機関の同時増持(新火研究院分析)
現物ビットコイン/イーサリアムETFへの資金純流入が続いているほか、Coinbaseにおけるプラス乖離が継続。複数の大手DAT企業が珍しく同期して買い増しの動きを見せています。これらは主力資金が現在の価格帯を「リスク・リターン比の高いポートフォリオへの組み入れ機会」と判断している可能性を示唆していると考えられます
2. BTC・ETHが4時間移動平均線を上回り安定推移
ビットコインおよびイーサリアムは4時間足移動平均線の上方でしっかり推移しており、短期トレンドの転換を示すテクニカルシグナルが点灯しています。
3. イーサリアム財団がOTCで5,000 ETH売却(イーサリアム財団公式発表)
3月15日、イーサリアム財団はOTC市場にて平均価格2,042.96ドルで5,000 ETHを売却(取引相手:BitMNR)。市場への直接的な影響は限定的ですが、供給動向として注視が必要です。
なお、ultrasound moneyデータによると、イーサリアムのインフレ率は約0.24%(ビットコインは1.25%)と低水準を維持しています。
4. RWAがデリバティブ取引で過去最高シェア(Blockworksデータ)
RWA(実物資産トークン化)資産が先週、分散型デリバティブプラットフォームHyperliquidの取引量の33%を占め、過去最高を更新しました。機関投資家の実需が拡大している可能性を示唆していると考えられます
また、規制整備もグローバルで加速しています。オーストラリア上院委員会がデジタル資産を金融商品と位置づけAFSLライセンス取得を義務化する枠組みを提言。CBOEは2026年12月よりほぼ24時間取引を開始する計画、マレーシア証券取引所もデジタル通貨ETFの上場を検討する諮問文書を公表しています。
2026年の注目資産:イーサリアムへの期待
当社では今年2月以降、暗号資産市場について中長期投資家にとって魅力的な価格帯に入りつつあるとの見方を継続してきましたが、足元の値動きはその見立てを改めて裏付けるものとなっています。
今週もイーサリアム(ETH)は週間で13%上昇とビットコインを上回るパフォーマンスを見せ、ナスダックが下落する中でも相対強さを発揮しました。
今後、暗号資産市場が全面的な回復局面に向かう場合、まずはビットコインとイーサリアムが相場をけん引する展開を想定しています。
中でも イーサリアムは、2026年における注目すべきパフォーマンス資産の一つになる可能性があると考えられます。
その主な理由として以下の3点が挙げられます。
1. レイヤー2の本格スケーリングとエコシステムの活性化
Dencunアップグレード以降、L2チェーンの手数料が大幅に低下し、DeFiやソーシャル、GameFiなどの利用が加速しています。これにより、ユーザー体験の向上が今後の成長ドライバーになると期待されています。
2. RWA(実物資産トークン化)の主要基盤としての位置づけ
先週、RWA資産が分散型デリバティブプラットフォームHyperliquidの取引量の33%を占め過去最高を更新(Blockworksデータ)。イーサリアムはその主要な基盤チェーンとして、機関投資家からの実需マネーを取り込みやすいポジションにあると考えられます。
3. ステーキングETFの影響と優れた供給ダイナミクス
ブラックロック傘下のイーサリアムのステーキング関連ETFがFigmentを検証ノードに選定したことからも、機関マネーの流入期待が高まっています。またultrasound moneyのデータではイーサリアムのインフレ率はわずか0.24%(ビットコインは1.25%)と低く抑えられており、長期保有に有利な供給構造となっている点も注目材料です。
これらの要素を踏まえ、2026年に向けてイーサリアムの動向に注目しています。一方で、今後の規制動向の不確実性や、スマートコントラクトに内在する技術的リスクなど、イーサリアム固有のリスク要因についても勿論十分な留意が必要です。
まとめ
暗号資産市場は昨年11月以来初めて、流動性と市場センチメントの双方が改善する局面に入りつつあります。そのため、中長期の視点を持つ投資家にとって、現在の水準は引き続き投資の検討材料となり得る局面と考えられます
一方で、外部のマクロ環境には依然として不安定要素が残っており、過度に積極的なポジション構築には注意が必要です。特に明日のFOMCと利下げペースに関する発言は、市場の方向感を左右する重要な材料としてしっかり注視していきましょう。
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暗号資産ご利用の際の注意
・暗号資産は、円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。
・暗号資産取引に使用する秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値を失う可能性があります。
・暗号資産は、ブロックチェーンその他の移転記録の仕組みの破綻によりその価値が失われる可能性があります。
・当社はお客さまの資産を当社の資産とは分別して管理しておりますが、当社が倒産した場合には、預託された資産を返還することができない可能性があります。
・暗号資産は、対価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済のために使⽤することができます。
・暗号資産は、価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落したり、突然無価値になってしまったりと、損失を被る可能性があります。
・暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。当社は登録済みの暗号資産交換業者です。
・暗号資産の取引を行う場合、当社から説明を受け、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってください。
レバレッジ取引に関するリスク説明
・レバレッジ取引は、証拠金として預け入れた資金よりも大きな金額の取引が可能なため、投資効率が良く資金に対して大きな利益が見込める一方、レバレッジ取引の指標(暗号資産の価格)の変動により多額の損失を被る可能性もあり、証拠金以上の損失が発生する場合があります。
・レバレッジ取引は、買値(ASK)と売値(BID)のスプレッド(価格差)があり、相場急変時や著しく流動性が低下した際等は、スプレッド(価格差)が広がることや、注文受付を中断する等により、意図した取引ができない可能性があります。
・発注時に取引画面に表示されている価格と、実際に約定した価格との間に差(スリッページ)が生じる場合があります。お客様がご利用の端末と当社取引システム間の通信環境及び、相場の急変等によりお客様の注文受領後の当社システムにおける約定処理に時間を要することで発生し、お客様にとって有利又は不利に働く場合があります。
・取引にあたりポジション管理費が発生する可能性があります。
【リスク警告】
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ビットトレード株式会社
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