韓国メディアが25日に報じたところによると、韓国国会で投資インフルエンサーが推薦する銘柄やコインについて、自身の保有状況および受領報酬を義務的に公開させる法案の発議が準備されていることがわかった。
与党・共に民主党の金承源(キム・スンウォン)議員が「資本市場法」および「仮想資産利用者保護法」の改正案を代表発議する準備を進めている。
改正案の核心は、YouTubeや各種プラットフォームを通じて不特定多数に繰り返し投資意見を発信するインフルエンサーや類似投資顧問業者に対し、自身が保有する金融商品や仮想通貨の種類・数量に加え、受領した報酬額の公開も義務づける点だ。
違反した場合、株式分野では1年以下の懲役または3000万ウォン(約320万円)以下の罰金、仮想通貨分野では1年以上の懲役または不当利得の3〜5倍相当の罰金が科される見通しで、市場操縦並みの厳しい水準となっている。
立法の背景には、インフルエンサーが特定銘柄を推薦しながら裏では売却する「ポンプ・アンド・ダンプ」や、先回り購入後に価格上昇を誘導する行為、さらに報酬を受け取りながら推薦事実を隠す「裏広告」への規制強化がある。
同議員は利益相反や不適切な情報提供による投資家被害の防止を立法の主な目的として説明している。
法案は今月中の発議が予定されているが、表現の自由の侵害や実効性を懸念する声も出ている。
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