仮想通貨分析企業Santimentが1月25日にX(旧Twitter)で投稿したデータによると、1,000 BTC 以上を保有するビットコイン大口投資家(クジラ)のウォレット総保有量が4カ月ぶりの高水準に達したことが明らかになった。
同社のオンチェーンデータによると、1,000BTC以上を保有するウォレットの総保有量は約717万BTCに達し、2025年9月15日以来の最高水準を記録した。
また、100万ドル以上の大口送金件数も2カ月ぶりの高水準に上昇しており、大口投資家の活発な動きが確認されている。
Santimentは今月中旬の報告で、10BTC以上1万BTC未満を保有する「スマートマネー」ウォレットが1月10日以降、3万4,000BTC以上を追加購入したことを明らかにしていた。この期間中、個人投資家が利益確定売りを進める一方で、大口投資家は積極的な買い増しを継続している。
オンチェーンデータは、市場の方向性が個人投資家ではなく大口投資家の動きに追随する傾向があることを示しており、今回の大口投資家による蓄積は、市場における強気のシグナルとして注目されている。
ただし、CryptoQuantのリサーチ責任者であるJulio Moreno氏は以前の分析で、取引所が複数の小口ウォレットから少数の大口ウォレットへ資金を集約する運用を行っているため、一部のオンチェーンデータにおけるクジラの蓄積は取引所の内部移動を反映している可能性があると指摘している。
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