ビットコイン、6カ月ぶりに10万ドル割れ 2500億円以上のロスカット発生
ビットコイン( BTC )は11月5日、6カ月ぶりに10万ドルを下回った。取引所コインベースで一時99,954ドル、コインマーケットキャップで99,990ドルまで下落し、その後101,000ドル台に回復した。過去24時間で6%以上下落した。
主要仮想通貨の時価総額は過去24時間で6.3%減少し、3.3兆ドルとなった。イーサリアム( ETH )は3,200ドルを下回り年初来の上昇分を帳消しにした。
Coinglassのデータによると、過去24時間で2,500億円(16.7億ドル)相当のポジションが強制清算されており、前日の清算額1,690億円を大幅に上回っている。
アナリストたちは米政府閉鎖の長期化が下落を加速させていると指摘した。米上院が行き詰まり解消法案の採決で14回目の失敗を記録し、政府閉鎖は5日夜に米史上最長となる見通しだと報じられた。2018年から2019年に記録された35日間の最長記録を更新することになる。
ビットコインは10月初旬に126,080ドルの最高値を記録後、すでに20%以上下落してきている。10月11日のフラッシュクラッシュによる仮想通貨史上最大のロスカット後、市場は強気継続の確信を失い始めたとされている。なお、パウエルFRB議長による12月利下げ期待の後退も価格に織り込まれている可能性がある。
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