NY市長選クオモ候補、仮想通貨振興へ新ポスト創設を公約
ニューヨーク市長選の無所属候補アンドリュー・クオモ氏(Andrew Cuomo)は19日、市内におけるブロックチェーンと暗号資産イノベーションなどを推進するため、最高技術革新責任者の役職を創設する方針を明らかにした。
この最高技術革新責任者は市政府幹部職として配置され、新興産業の育成支援、官民パートナーシップの強化、新技術導入による行政サービスの質向上と効率化推進を担当する。
クオモ氏は声明で「次期市長は、AI、ブロックチェーン、バイオテクノロジーといった次の世紀を形づくる技術分野でも、我々が先導的立場を確保しなければならない」と強調した。
クオモ氏は、この役職の人選にあたり、3つの新興技術分野のリーダーで構成されるイノベーション評議会の提言を参考にすると発表した。同評議会は、人工知能、バイオテクノロジー、仮想通貨・ブロックチェーンの3分野に特化した諮問委員会で構成される。
これに先立ち、現職のエリック・アダムス市長(Eric Adams)もブロックチェーン分野で既に動きを見せており、先週火曜日(14日)に米国初となる市政レベルのデジタル資産・ブロックチェーン技術局を設立した。
クオモ氏は現在、ニューヨーク市長選に出馬しており、複数の候補者と競っており、投票は11月4日に実施される予定だ。
ウォール街は世界最大の資本集積地を擁すため、ニューヨーク当局の仮想通貨に対する姿勢は市場から大きな注目を集めている。
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